長崎県立西陵高等学校(ながさきけんりつせいりょうこうとうがっこう、英語: Nagasaki Prefectural Seiryo High School)は、長崎県諌早市多良見町化屋にある県立高等学校。長崎県県立高等学校の中では比較的新しい方の高等学校である[注釈 1]。
設置学科
- 全日制課程
- 普通科(単位制(進学重視型))[1]
- 2年次より
- 3年次より細分化
- 理系
- 理系I類(理学部・工学部・教育学部(理系科目)・農学部・水産学部を目指す生徒対象)
- 理系II類(看護学部・生活系学部を目指す生徒対象)
- 理系III類(医学部・歯学部・薬学部を目指す生徒対象)
- 文系
- 文系I類(人文学部・教育学部(文系科目)を目指す生徒対象)
- 文系II類(法学部・経済学部を目指す生徒対象)
- 文系III類(芸術学部・体育学部を目指す生徒対象)
沿革
年表
- 1986年(昭和61年)
- 1994年(平成6年)4月 - 諫早農業高校より、東長崎分校(長崎市古賀町)が移管される。
- 1995年3月 - 総合選抜制度の一部改編。
- 応用文科コース、応用数理コースを各1学級設置し、一部ではあるが、受験生が直接西陵高校を選択できるようにした。
- 推薦入試を開始。
- 2002年3月 - この時の入試をもって総合選抜を廃止。最後の総合選抜試験となった[2]。
- 2003年
- 3月 - 総合選抜廃止に伴い、単独選抜を開始。一般入試での面接試験を開始。応用文科コースと応用数理コースを廃止。
- 4月 - 単位制となる。2学期制を導入[注釈 2]。
- 2007年3月 - 東長崎分校[注釈 3]を閉校。
校訓
- 三綱 - 「自律・進取[注釈 4]・友愛」
- 三領 - 「ゆたかに(徳)・さとく(智)・すこやかに(体)」
校章
- 校樹である銀杏を図案化したもので、中央には「高」の文字(俗字体のはしご高)。
校歌
- 作詞: 森大鈴(俳人、元長崎県高等学校教諭、本名は森秀一)[3]
- 作曲: 松岡貴史
3番まである。校樹の「銀杏」や校訓の中の「進取」、「友愛」といった言葉が入っている。
制服
ボタンの意匠
- 加野尚志(元長崎県立高校美術科教諭、画家)によるデザイン。
- 西陵 (SEIRYO) のSとRを組み合わせたもの。
学校行事
2学期制
- 前期
- 4月 - 始業式、入学式、対面式、新入生歓迎会、文化部発表会
- 5月 - 第1回考査、生徒総会
- 6月 - 高総体、SR[注釈 5]学習体験、生徒会役員選挙
- 7月 - 第2回考査、校内球技大会、夏季補習
- 8月 - 学習合宿、平和学習(9日、長崎原爆の日)、夏季補習
- 9月 - 文化祭、体育祭、第3回定期考査
- 10月始め - 前期終業式
- 後期
- 10月中旬 - 後期始業式
- 11月 - 県総文祭
- 12月 - 高2関東修学旅行、第4回定期考査、生徒会役員選挙
- 2月 - マラソン大会、第5回定期考査
- 3月 - 卒業式、卒業生を送る会、球技大会、生徒総会、終業式
部活動
- 運動部
- 文化部
アクセス
- 最寄りの駅
- 最寄りのバス停
- 長崎県営バス
- 西陵高校バス停(西陵高校発着バス、スクールバス)
- 西陵高校入口バス停、喜々津通りバス停(一般路線バス)より徒歩10分
- 最寄りの国道・県道
著名な出身者
脚注
注釈
- ^ 統合によって新設された学校(島原翔南高校や鳴滝高校)と学科改編で校名変更した学校(長崎明誠高校、五島海陽高等学校等)を除けば、最も新しく設置された県立高校である。
- ^ 総合選抜を実施していた高校で単位制となったのは、長崎県内では西陵高等学校と佐世保西高等学校の2校。
- ^ 跡地は取り壊さずに、2007年(平成19年)11月1日より、長崎市古賀地区市民センターとして使用されている。
- ^ 読みは「しんしゅ」。意味は「みずから進んで物事に取り組むこと 」。
- ^ 西陵 (SEIRYO) を表す。
出典
関連項目
外部リンク