長井 進之介(ながい しんのすけ、1986年11月2日 - )は日本のピアニスト・音楽ライター。
来歴
国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業、及び音楽情報・社会コース修了。同大学大学院器楽専攻(伴奏)修了を経て、同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得。在学中にカールスルーエ音楽大学(ドイツ)に、DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてライプツィヒに留学。
2007年度〈柴田南雄音楽評論賞〉にて奨励賞を史上最年少で受賞したことを機に、音楽ライターとしての活動を開始[1]。
活動
ピアニストとしては、アンサンブルを中心とした演奏活動を行う。国立音楽大学大学院伴奏助手。
2021年夏に活動をスタートしたオペラユニット「canto cube(カント・キューブ)」[2]でピアノ演奏を担当していた。
日本音楽学会正会員。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)研究会員。
音楽ライターとしては、『CD-Journal』『ぶらあぼ』『音楽の友』などの雑誌やWeb媒体に寄稿。
CDのライナーノーツの執筆・翻訳も手がける。その他、レクチャーや各種イベントの司会なども行っている。
2016年10月から、インターネットラジオOTTAVAにプレゼンター(ラジオDJ)として出演。
小室敬幸と組んだ番組発のユニット「一番町子分[3](いちばんちょうこぶん)」では、ピアノ演奏を担当する。
ディスコグラフィ
- canto cube『LOVE』(2021年、キングインターナショナル)
- 林愛実『OLIVIA』(2021年、BRAVO RECORDS) - ピアノ伴奏
- 内田智一『十音十色』(2023年、Nammoda)-ピアノ伴奏
著書
ラジオ
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA OTTAVA ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 スペシャル(OTTAVA株式会社、2016年5月4日[4]) - ゲスト出演、「公式レポートブログ隊」の一員として見どころを紹介した
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA OTTAVA Navi[5](OTTAVA株式会社、2016年10月1日 - 2018年4月14日) - プレゼンター
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA OTTAVA Salone(OTTAVA株式会社、2017年12月20日) - プレゼンター、本田聖嗣の代演として[6]
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA OTTAVA Fresca[7](OTTAVA株式会社、2018年11月8日 - ) - 木・金曜日プレゼンター
- FM845 石山雅雄の“ぴあの大好き”(株式会社京都リビングエフエム、2019年5月23日) - ゲスト出演
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA The World of OTTAVA(OTTAVA株式会社、2019年6月 - ) - プレゼンターとして下記3本を担当
- コンテンポラリー・クラシック・ステーションOTTAVA OTTAVA for You(OTTAVA株式会社、2019年7月) - 『一番町子分対談:ケンバン奏者への道 そして…改名のゆくえは?』[8]プレゼンター
動画
- ニコニコ動画 これを観れば絶対行きたくなる!「美少女戦士セーラームーンClassic Concert 2018」開催直前特番♪(2018年8月3日[9])
- YouTube The Concert at Home - Aimi Hayashi flute recital with Shinnosuke Nagai (2020年)
インターネット配信
- 『ショパンとその楽譜』#1-(2022年8月 -) - 『OTTAVA Accademia』の有料ウェビナー[10])。多田純一をゲストに迎えて
脚注
関連項目
- OTTAVA
- 大橋幡岩 - 長井の著書『幻の国産ピアノ“オオハシ"を求めて OHHASHI いい音をいつまでも』の主人公
外部リンク