銭洗弁財天宇賀福神社
銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)は、神奈川県鎌倉市佐助にある神社である。境内洞窟にある清水で硬貨などを洗うと増えると伝えられていることから、銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)の名で知られている。 文治元年(1185年)、源頼朝への宇賀福神の夢のお告げを元に、宇賀福神を祀り神仏の供養を行ったのが創建の由来という伝説がある[1]。 祭神歴史源頼朝が、巳年である文治元年(1185年)の巳の月(旧暦4月)巳の日、巳の刻にある夢を見た。それは宇賀神から「この地に湧き出す水で神仏を供養すれば、天下泰平の世が訪れる」とお告げを受けるというもの[2]。そこで頼朝は佐助ヶ谷の岩壁に湧く霊水を見つけ、そこに洞を穿ち社を建てて宇賀神を祀ったと伝えられる。 同じく巳年の正嘉元年(1257年)に、5代執権北条時頼がこの霊水で銭を洗って一族の繁栄を祈願したのが銭洗の始まりだといわれる。 宇賀神と弁財天が神仏習合して弁財天と呼ばれ、相馬天王(扇ガ谷)の末社だった。明治時代の神仏分離により、相馬天王は八坂大神と改称、当社も祭神を市杵島姫命とし、1970年(昭和45年)には末社から独立した。 社殿・境内
拝観
参拝方法①社務所で線香とろうそくを購入する 石のトンネルと鳥居を抜けた先にある手水舎で手を洗い、身を清めたら、社務所でお供え用の線香とろうそくを購入する。 ②本社へ参拝する 大きなろうそくの火から火をもらい、本社脇のろうそく台にろうそくを供える。線香にも火をつけて線香台に納めたら、煙で浴びて身を清める。 ③奥宮へ参拝し、霊水でお金を清める 洞窟の中へ進み、奥宮を参拝する。その後、お借りしたざるにお金を入れて、柄杓(ひしゃく)で3杯ほど水をかけて清める。なお、お金は「使う派」「使わない派」で分かれるそうですが、使った方が御利益があるとのこと。(サイトに分かれる)[要出典] 祭事・年中行事
交通・アクセス
脚注
参考文献関連項目外部リンク |