鈴木俊夫 (政治家)
鈴木 俊夫(すずき としお、1950年(昭和25年)8月11日[1] - )は、日本の政治家。元秋田県湯沢市長(3期)。 経歴秋田県湯沢市出身[1]。秋田県立湯沢高等学校(2学年先輩に菅義偉がいる)[2]、岩手大学農学部農学別科畜産専攻科を卒業[1]。大学在学中に日本共産党へ入党し[1]、1983年(昭和58年)から湯沢市議会議員、1991年(平成3年)から秋田県議会議員をそれぞれ2期務める[1](1999年落選[1])。その後、2001年(平成13年)の第19回参議院議員通常選挙(落選)をへて[1]、翌2002年に行われた旧湯沢市長選に出馬表明する。 「開かれた市政をつくるみんなの会」を支持母体として、黒塗り公用車の廃止や市長報酬3割カット、市長交際費半減などを公約に掲げ選挙戦を展開。3期目を目指していた現職の二坂信邦(自民党・公明党推薦)に2,000票差をつけ初当選を果たし、秋田県初の共産党員市長となる。当初現職が盤石と見られていただけに、鈴木の当選について、地元メディアである秋田魁新報も「まさかの大どんでん返し」と報じた。 湯沢市、雄勝町、稲川町、皆瀬村の4市町村合併に伴う新湯沢市長選(2005年4月17日投開票)に立候補し、新人3人を破り初当選。2009年の市長選に再選を目指し立候補するも、新人の齊藤光喜(元・暫定市議)に敗れる。2013年、市長選に立候補するにあたって共産党を離党した[3]が、齊藤に再び敗れている。 2017年4月9日投開票の市長選に改めて出馬し、現職の齊藤が引退したことで、保守系新人が3名出馬する状態となり、4名での争いとなったが、選挙戦を制し、8年ぶりに市長に復帰することになった。 2020年12月、翌年4月に行われる市長選挙へ立候補せず退任する意向を示した[4]。 脚注参考文献
関連項目
|