金融検査庁金融検査庁(きんゆうけんさちょう)は、琉球政府通商産業局の外局。民間の金融機関の監督指導を目的とする。 1960年頃の沖縄の金融機関は、過当競争の弊害により、資産内容が悪化し業務運営が不健全になりつつあった。そこでキャラウェイ高等弁務官は、金融業界の刷新を図るべく、琉球政府に金融機関の監督権限を付与し、「金融検査部」を設けたのが始まりである。金融検査部は、キャラウェイの指示の下で金融機関の粛正を断行するなど、経営の合理化・健全化を推し進めていった。これら金融機関に対する粛正のことをキャラウェイ旋風と呼ぶ。 復帰後は、大蔵省に業務を移管した。 沿革組織金融検査庁の組織は以下の通りである(1972年5月14日現在)
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