金田一金田一は地名、および日本人の姓。地名は「きんたいち」、姓は「きんだいち」という場合が多い。また姓は金田(「かねだ」または「かなだ」が一般的)で名が一(「はじめ」が一般的)というフルネームも存在しうる。 金田(きんだ)とはアイヌ語のキムタ(山の中の)に由来。一は市の意。金田一とは「山の中の人の集まるところ」を意味する(團伊玖磨対談集「毒ヘビは急がない」文春文庫、1980年、pp.194における金田一春彦の発言)。 家系としての金田一氏は南部支族四戸氏の分流に属し、天正19年(1591年)の九戸政実の乱の後、武田彦三郎が金田一村に領地を賜って金田一を名乗り始めたことに由来するが、それ以前より金田一村を領し、金田一を称する家系もあった。
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