金本 良嗣(かねもと よしつぐ、1950年 - )は、日本の経済学者。専門は都市経済学、交通経済学、公共経済学。電力広域的運営推進機関初代理事長。政策研究大学院大学特別教授、元副学長。東京大学公共政策大学院客員教授、東京大学名誉教授。
来歴
1950年生まれ。東京大学在籍時は大石泰彦のゼミに所属する[1]。大学院入試に失敗したため同大学経営学科に学士入学し[1]、その後コーネル大学でPh.D.を取得する[2]。
1981年、著書“Theories of Urban Externalities”に対して第24回日経・経済図書文化賞が授与された[3]。
東京大学教授などを経て、2011年より政策研究大学院大学教授、翌2012年より同副学長を務める[4]。
2015年4月、電力広域的運営推進機関初代理事長に就任[5]。
ヘンリー・ジョージの定理を適用して、最適な都市の規模について考察を行った[6][7]。
経歴
著書
単著
共著
編著
- (奥野正寛・篠原総一)交通政策の経済学(日本経済新聞社, 1989年)
- (宮島洋)公共セクターの効率化(東京大学出版会, 1991年)
- (山内弘隆)交通〈講座・公的規制と産業〉(東京大学出版会, 1991年)
- (貝塚啓明)日本の財政システム - 制度設計の構想(東京大学出版会, 1994年)
- (森地茂)道路投資の便益評価 - 理論と実践(東洋経済新報社, 2008年)
主要な論文
脚注・出典
外部リンク
関連項目
都市計画中央審議会長、社会資本整備審議会都市計画分科会長、
社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会長 |
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都市計画中央審議会長 | |
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社会資本整備審議会都市計画分科会長 |
- 第8代 荒木浩(東京電力株式会社会長) 2001-2002※分科会廃止
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社会資本整備審議会 都市計画・歴史的風土分科会長 |
- 第9代 荒木浩(東京電力株式会社会長) 2002-2003
- 第10代 高階秀爾(東京大学名誉教授) 2003-2005
- 第11代 黒川洸 ((財)計量計画研究所理事長、東京工業大学教授)2005-2008
- 第12代 金本良嗣 (東京大学名誉教授)2008-2009
- 第13代 越澤明 (北海道大学名誉教授)2009-2011年
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社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会 |