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金子 修一(かねこ しゅういち、1949年5月19日 - )は、日本の歴史学者。國學院大學名誉教授。専門は東洋史、中国古代史。
経歴
1949年、東京都生まれ。1972年東京大学文学部東洋史学科卒、1975年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学修士。
1975年より高知大学文理学部助手、翌年同学部講師。その後同大学人文学部講師・助教授を経て、1983年山梨大学教育学部助教授・1996年同学部教授、1998年に同大学 教育人間科学部教授をつとめ、2005年10月より國學院大學文学部史学科教授に就任[3]。2020年3月に定年退職し、名誉教授の称号を受ける[4]。
山梨大学教育学部在職中の1985年3月~12月に北京の中華人民共和国 社会科学院 歴史研究所に留学。また、2010年4月~2011年3月に同研究所に再留学、2010年9月から12月には西安の陝西師範大学で中国史を講義。2023年5月~7月には、西安電子科技大学[5]で日本史を講義した[6]。
著書
共編書
- 『王権のコスモロジー』〈比較歴史学大系 1〉水林彪・渡辺節夫共編、弘文堂、1998年4月
- 『大唐元陵儀注新釈』主編、汲古書院、2013年2月
- 『訳註 日本古代の外交文書』鈴木靖民・石見清裕・浜田久美子共編、八木書店古書出版部、2014年2月
- 『梁職貢図と東部ユーラシア世界』鈴木靖民共編、勉誠出版、2014年5月
- 『日本古代交流史入門』鈴木靖民・田中史生・李成市共編、勉誠出版、2017年6月
記念論文集
- 『東アジアにおける皇帝権力と国際秩序:金子修一先生 古稀記念論文集』金子修一先生古稀記念論文集編集委員会 編、汲古書院、2020年3月 [3] ※[講演録]天子と皇帝 / 金子修一 [述]
脚注・出典
- ^ a b 目次・【本書より】(抜粋)内容説明 / 汲古書院 - ウェイバックマシン(2022年6月17日アーカイブ分) NCID BB30775486
- ^ 6氏に名誉教授の称号を授与(PDF 9.2MB) 國學院大學学報 691号 2020年6月20日
- ^ 大学の概要 Science Portal China。※電子科技大学とは別である。
- ^ “講師詳細”. 『魏志』倭人伝通読 / 横浜教室. 朝日カルチャーセンター (2023年10月). 2024年2月29日閲覧。
- ^ 書籍掲載 (2001年). “目次・著者紹介”. 紀伊國屋書店. 2024年2月29日閲覧。
外部リンク