野田弥生
野田弥生(のだ やよい)は、TBSのホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に登場する岡倉大吉の長女で同ドラマに登場する架空の人物である。長山藍子が演じている[1]。 プロフィール
来歴・人物岡倉大吉・節子夫婦の長女として誕生。のんびりした優しい性格だが、芯が強く頑固な一面もある。 勉強がよくできて大学に進学もできる学力があったが下の妹たちがいることを考え看護専門学校に進む。卒業後看護師として勤務していた病院の入院患者であった野田良と結婚。結婚後は専業主婦となり、あかりと武志をもうける。 しかし、子ども達が勉強ができず進学問題がうまく行かず、無力さを感じる。 第1シリーズ当初は、夫や子供達からは3食昼寝付きのお手伝いさんとして見られておりこのまま専業主婦で過ごしたくないと思うようになり、看護師として「聖十字病院」に再就職するが、家族からは理解されなかった。しかし、ハナは理解を示し、良や孫に掃除や料理を教える。徐々に子供達が理解を示すようになり、家事を手伝うようになった。 第1シリーズ後半、大阪で良の長男夫婦と住む姑・ハナが脳梗塞で倒れてしまい、長男夫婦がハナの面倒を見ることが出来ないと知った弥生は、看護師を辞め、自らハナを自宅で介護することを決意する。最初は家族や節子に反対されるも、良が許可したことでハナを引き取る。看護師を辞職後、弥生は献身的にハナの介護にあたった。ハナは徐々に回復していき、共に介護に協力した家族の絆も深まった。 第2シリーズで良がいわき市へ転勤する事になった際は、ハナの介護と子供達の学校事情のため、単身赴任を要求。しかし、弥生がいわき市の社宅に訪れるも、良が職場の後輩達や秋葉を連れて来たりと、一人取り残され寂しさを感じた。また、あかりが女優になったことで良との関係が悪くなるが、第2シリーズ終盤で和解した。 岡倉5人姉妹の中で進学問題の時から最も子供たちに苦労させられており、また本人も子離れが出来きず特にあかりの第3シリーズでの結婚、第8シリーズでの再婚には猛反対した。第4シリーズで武志が誰にも相談や報告をせずに結婚した時には大きなショックを受け、佐枝のことを嫁として認めなかった。しかし、佐枝の出産の付き添いで佐枝の人柄を理解し、後に武志の嫁として認めるようになった(最終シリーズで離婚)。岡倉家に50万円のタンス預金をしていたが、タキが盗んだと疑ったが、タキはポーンと50万出してくれた。実は文子が無断拝借していたので謝罪し、岡倉を出る。 その後、フランス料理店「ラ・メール」での勤務を経て、会社を退職した良が仲間と共に立ち上げた「ごはんや」で働く。しかし、第8シリーズで良と一緒に退職し、看護師の経験を活かして孫・勇気が通っていた「北川保育園」で体調不良の園児を預かるボランティアを行う。 次第に孫たちも成長し、再び孤独を感じていたが、2017年に自宅を改装し、お年寄りが気軽に集まれるようにと喫茶「花」をオープンしている。なお、勇とも交流が増え、親父バンドの勧誘も行うようになる。 シリーズ開始当初は長女であり、姉妹の中で時間的にも金銭的にも最も余裕があったため姉妹の親戚づきあいに節子と行動をともにすることもよくあり、節子も長女の弥生を頼りにしていた。「おかくら」に来るときも買い物帰りでデパートの袋を持っていたり、仲人の帰りなど有閑マダムのような生活が垣間見れたが、第4シリーズ以降子供たちの結婚と離婚問題が起きた上に第5シリーズ以降は良が脱サラしてごはんやを始めてからはそれまでの余裕はなくなってしまった。しかし干渉はしないものの4人の妹たちを気にかけている。 家族・親戚
岡倉家
子供
孫
脚注 |