野妻 まゆ美(のづま まゆみ、1959年〈昭和34年〉11月4日[注 2] - )は、日本の漫画家。旧表記は野妻 まゆみ。大阪府出身。
19歳の時に『花とゆめ 1978年17号』(白泉社)に「猫のはなし」が掲載され、『野妻まゆみ』名義で漫画家デビュー[3]。以降、少女漫画誌花とゆめやLaLaでの活動を経て、現在はレディース誌で活躍している。
1979年〜86年にかけて花とゆめに連作で掲載された羽根くんシリーズはコミカルなタッチで主人公を描いて人気を博し、単行本が6冊刊行された。
著作
- 『羽根くんの危険なふたり』1982年8月。ISBN 4592114612。
- 『羽根くんの魅せられた夜』1983年6月。ISBN 4592114620。
- 『羽根くんの10年ロマンス』1984年6月。ISBN 4592114639。
- 『羽根くんの君をのせて』1985年4月。ISBN 4592114647。
- 『羽根くんの気になるお前』1985年7月。ISBN 4592114655。
- 『羽根くんのさよならをいう気もない』1986年8月。ISBN 4592114663。
- 『ピエタ』1984年12月。ISBN 4592117719。
- 『ピエタ』1986年1月。ISBN 4592117727。
- 『西海岸町FELLOWS』1986年12月。ISBN 4592114671。
- 『西海岸町FELLOWS』1987年5月。ISBN 459211468X。
- 『西海岸町FELLOWS』1988年4月。ISBN 4592114698。
- 『俺たちの応援歌』1989年2月。ISBN 4592115600。
- 『俺たちの応援歌』1989年3月。ISBN 4592115902。
白泉社以外
- 『女性漫画誌』のレーベルから発刊された作品の中には、同じ出版社でも再販時に名義を『野妻まゆみ』から『野妻まゆ美』に変更しているものがある。
- 『女たちのベースボール』双葉社〈Jour comics〉、1990年7月。ISBN 4575331074。
- 『彼女がヒーロー』双葉社〈Jour comics〉、1991年9月。ISBN 4575331287。
- 白い町のアドリアーナ 全2巻
- 『白い町のアドリアーナ』主婦と生活社〈エメラルドコミックス〉、1992年1月。ISBN 4391904446。
- 『白い町のアドリアーナ』主婦と生活社〈エメラルドコミックス〉、1992年5月。ISBN 4391904608。
脚注
注釈
- ^ p.17:"生年月日:S34・11・4(さそり座)" と記載。
- ^ 9人目、p.17:"生年月日:S34・11・4(さそり座)。出身地:大阪府。血液型:O型" と記載。
出典
- ^ 「猫のはなし」『花とゆめ 1978年17号(通巻106号)』第5巻第19号、白泉社、1978年9月5日、339-354頁。
参考文献
- 村石憲一 編「まんが家23人筆記アンケート」『まんが情報誌月刊ぱふ 1985年2月号(通巻97号)』第11巻、第2号、雑草社、13-29頁、1985年2月1日。
- まんがseek・日外アソシエーツ編集部 共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日、290頁。ISBN 4816917608。
外部リンク