鄭浩承
鄭 浩承(Chung Ho Sung、チョン・ホスン、1950年1月3日 - )は韓国の詩人。慶尚南道河東郡出身[1][2]。本貫は東萊鄭氏[3]。 略歴1950年1月3日、慶尚南道河東郡に生まれる。1973年、韓国日報新春文芸に『슬픔이 기쁨에게(悲しみが喜びに)』が当選し、登壇した。鄭の詩は、現実の矛盾の中で傷ついた生を描く一方、未来に対しては楽観的な希望をみせている。厳しい社会の中で生活の根拠を奪われた農民と労働者の悲惨な鬱憤と怨恨、そしてその克服のために抵抗する彼らの姿を描いている。『벼꽃(稲の花)』では現実の歴史を「避難民」という単語に集約させ、その中で生きている人々を詠っている。『슬픔이 기쁨에게(悲しみが喜びに)』は持続する悲劇でも、その悲劇と戦う力は民衆にあるということを認識させている。鄭の詩的世界は、人間を擁護し民衆を信頼する楽観主義と、冷徹な現実認識に基づいており、聞き慣れた日常の言語を詩の中で採用している。 年譜
代表作品
日本語で読める作品
脚注
|