遠慮

ウィクショナリー この項目では、江戸時代の刑罰について記述しています。「遠慮」の語義については、ウィクショナリーの「遠慮」の項目をご覧ください。

遠慮（えんりょ）は、江戸時代の刑罰の一つ[1]で、武士・僧侶などに科せられた[2][3][1]。基本的に、籠居（ろうきょ）を命じたもの[1]。夜間のひそかな外出は黙認された[1][2]。他者の出入りを制限しない点で、逼塞などと異なる[3]。自主的に行う意味合いが強く、公に申し付けられる場合は「慎み」となる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d デジタル大辞泉『遠慮』 - コトバンク、2018年11月12日閲覧。
  2. ^ a b 石井 1974, pp. 81–82.
  3. ^ a b 大久保 1988, pp. 41–42.

参考文献

  • 石井, 良助『江戸の刑罰』（2版）中央公論社〈中公新書〉、1974年3月15日。 
  • 大久保, 治男『江戸の犯罪と刑罰―残虐・江戸犯科帳十話―』高文堂出版社、1988年1月15日。ISBN 4-7707-0234-5。 
スタブアイコン

この項目は、日本の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史）。

日本の旗 日本の歴史上の刑罰
古代
律令法
中近世
江戸幕府法
庶民に科されない刑
生命刑
自由刑
身体刑
身分刑
財産刑
名誉刑
労働刑
その他
現代