遠山向人
遠山 向人(とおやま こうと、1983年〈昭和58年〉1月19日 - )は、日本のプロバスケットボール指導者。北海道旭川市出身。役職はヘッドコーチ。B.LEAGUE・熊本ヴォルターズ所属。 経歴旭川工業高校卒業。札幌大学では4年連続でインカレに出場を果たし、4年次には全日本学生選抜北海道選抜の主将も務める。さらに北海道学生バスケットボール連盟強化委員長も兼任した。 卒業後の2005年、オーエスジーにバスケットボール部マネージャーとして入社。 2008年にbjリーグへ転籍し、「浜松・東三河フェニックス」となると、アシスタントコーチに就任。2009-10シーズンにはbjリーグ初優勝。 2010年、新規参入球団・宮崎シャイニングサンズの初代ヘッドコーチに就任。bjリーグHCとしては最年少の27歳で就任となる。2011-12シーズンまでの2シーズン指揮を執り、成績は2シーズンともウェスタン8位だった。 2012年6月、琉球ゴールデンキングスヘッドコーチに就任。2012-13シーズン、ウェスタンカンファレンスで1位となったが、プレイオフ・カンファレンスセミファイナルで敗れて退団。 2013年6月、新規参入チームのバンビシャス奈良の初代ヘッドコーチに就任。2013-14シーズンはウェスタン9位。 2014年6月、滋賀レイクスターズと2015-16シーズンまでの2年契約を結び、ヘッドコーチに就任[1]。 2017年オフ、滋賀と契約満了、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアソシエイトヘッドコーチに就任[2]。 2020年オフ、名古屋と契約満了[3]、琉球ゴールデンキングスのアシスタントコーチに就任[4]。 2021年オフ、琉球と契約満了、熊本ヴォルターズのアシスタントコーチに就任[5]。 2022年8月、ドナルド・ベックの指導者養成コーチへの転任により熊本ヴォルターズのヘッドコーチに就任[6]。レギュラーシーズンを35勝25敗(勝率0.583)、西地区3位(全体5位)で終え、プレーオフ進出を決めるもクオーターファイナルで敗れる。 2023年オフ、熊本ヴォルターズのヘッドコーチ契約を継続[7]。「観る人が感動したり、子供たちが喜んだり、皆さんの心が動く美しいチームを目指」すよう尽力するとしたが、プレシーズンゲームから選手の負傷・離脱が相次ぎ、レギュラーシーズンは順位こそ前季と同じ西地区3位(全体5位)だったが、前季を下回る33勝27敗(勝率0.55)にとどまった。プレーオフへの進出はなったが、クオーターファイナルでいずれも100失点を喫し大敗した。 2024年6月、ジェフリー・ヒロナカのHC就任に伴い熊本のアシスタントコーチに就任[8]。12月、ヒロナカHCの辞任をうけてHCに就任した[9]。 特徴
脚注
関連項目
|