迫町佐沼(はさまちょうさぬま)は、宮城県登米市迫地区にある大字。旧栗原郡北方村の一部、登米郡北方村の一部、登米郡佐沼町、登米郡迫町佐沼に相当する。郵便番号は987-0511[1]。
概要
域内は住宅地や商店街が展開され、市役所やその他多くの公共機関が所在するなど登米市の経済的・政治的中心となっている。
また、迫町佐沼は人口集中地区に指定されている[4]。
地理
地価
2019年(令和元年)の公示地価によれば、下記の迫町佐沼の宅地および宅地見込み地における地価は次の通りである[5]。
- 宮城県地価調査
-
- 迫町佐沼字鉄砲丁30番(登米-1) : 20,200円/m2
- 迫町佐沼江合二丁目7-6(登米-2) : 24,600円/m2
小字
迫町佐沼は以下のような小字を擁する[3]。
- 天渕
- 飯島
- 石仏
- 一本杉
- 内町
- 梅ノ木1丁目
- 梅ノ木2丁目
- 梅ノ木3丁目
- 梅ノ木4丁目
- 梅ノ木5丁目
- 江合1丁目
- 江合2丁目
- 江合3丁目
- 大網
- 大網上
- 大網下
- 大網無番地
- 大瀬
- 大東
- 上舟丁
- 北駒木袋
- 北散田
- 小金丁
- 駒木袋
- 菜園
- 斉助
- 散田
- 三沼
- 下田中
- 下屋敷
- 十五畴(じゅうごうね)[6]
- 新飯島西
- 新大瀬
- 新大東
- 新駒木袋
- 新中島
- 新二本杉
- 新待井
- 末広
- 舘ケ袋
- 鉄砲丁
- 寺浦
- 天神前
- 遠散田
- 泥内
- 中江
- 中江1丁目
- 中江2丁目
- 中江3丁目
- 中江4丁目
- 中江5丁目
- 中島
- 中待井
- 七日市場
- 錦
- 西佐沼
- 西舘
- 西舘上
- 西舘北
- 西舘下
- 二本杉
- 沼向
- 萩洗1丁目
- 萩洗2丁目
- 八幡
- 八幡堂
- 東佐沼
- 光ケ丘
- 袋向
- 巻ノ上
- 待井
- 的場
- 丸子
- 万蔵壇
- 南駒木袋
- 南佐沼1丁目
- 南佐沼2丁目
- 南佐沼3丁目
- 南散田
- 南元丁
- 山下前
- 八幡1丁目
- 八幡2丁目
- 八幡3丁目
歴史
江戸期には栗原郡北方村に属しており、佐沼本郷とも称した。佐沼城の城下町として発展し、古くから地域の中枢としての機能を果たしていた。近代になっても、登米郡役所が置かれるなど登米郡の物資集散・交通の要所として繁栄した。
沿革
佐沼の由来
佐沼の名称は、古代に存在した讃馬郡(さぬまぐん)の名称の名残とされている。なお、讃馬の名称の由来は小沼に起因するとされる。
施設
交通
鉄道
域内に鉄道駅はないがJR東北本線であれば新田駅が、JR気仙沼線であれば御岳堂駅や陸前豊里駅が挙げられる。
かつては仙北鉄道登米線が瀬峰駅との間に通じており、佐沼駅が存在したが、1968年3月に廃止された[33][34]。
道路
バス
統計
迫町佐沼に関する統計は以下の通りである[4]。
年 |
人口(人) |
面積(km2) |
人口密度(人/km2) |
人口増加率
|
1960年
|
6,061
|
0.9
|
6,734.0
|
-
|
1965年
|
5,474
|
0.9
|
6082.0
|
9.7%減
|
1970年
|
5,659
|
1.1
|
5,144.5
|
3.4%増
|
1975年
|
5,235
|
1.1
|
4,759.1
|
7.5%減
|
1980年
|
5,498
|
1.4
|
3,927.1
|
5.0%増
|
1985年
|
5,582
|
1.5
|
3,721.3
|
1.5%増
|
1990年
|
7,498
|
2.1
|
3,570.5
|
34.3%増
|
1995年
|
7,418
|
2.0
|
3,804.1
|
1.1%減
|
2000年
|
7,308
|
2.1
|
3,709.6
|
1.5%減
|
2005年
|
7,460
|
2.1
|
3,518.9
|
2.1%増
|
2010年
|
7,374
|
2.1
|
3,462.0
|
1.2%減
|
2015年
|
7,341
|
2.1
|
3,462.7
|
0.4%減
|
学区
公立学校なのであれば、登米市立佐沼小学校か登米市立北方小学校および登米市立佐沼中学校に進学する[36][37]。
イベント
脚注
注釈
出典
参考文献