豊田市立巴ヶ丘小学校(とよたしりつ ともえがおかしょうがっこう)は、愛知県豊田市大桑町別当にある市立小学校。
概要
- 2006年に旧下山村東部の三巴・阿蔵・田平沢・和合・羽布の5校が統合して開校。5校の統合であるが、羽布小学校は巴ヶ丘小学校の校地とするため、他の小学校より先んじて2003年に廃校となっている。
- 校舎の一部に愛・地球博のパビリオン「瀬戸愛知県館」に使用されていた下山産の木材を再利用している。2010年現在の児童数は62人。
- 元々は下山村の小学校の再編により「下山村立巴ヶ丘小学校」として計画、着工された小学校である。建設中に下山村が豊田市へ編入されたことにより、開校時の名称は豊田市立巴ヶ丘小学校となった。
沿革
- 2003年(平成15年)3月 - 下山村立羽布小学校が廃校となる。
- 2004年(平成16年)7月 - 旧・下山村立羽布小学校校地に、下山村立巴ヶ丘小学校として校舎の建設を開始する。
- 2005年(平成17年)
- 4月1日 - 下山村が豊田市へ編入される。巴ヶ丘小学校の建設は豊田市に引き継がれる。
- 10月 - 校舎が完成する。
- 2006年(平成18年)4月 - 開校。
前身校
- 三巴小学校は愛知県豊田市黒坂町下平2-1に存在した小学校。1873年(明治6年)に額田郡切山村(現・岡崎市切山町)に下山学校分校として開校し、1876年(明治9年)に三巴学校として独立。1882年(明治15年)に東加茂郡黒坂村に移転し、1893年(明治26年)には形埜村下山村組合立三巴尋常学校となる。1907年(明治40年)に下山村の学校となり、東加茂郡三巴尋常小学校に改称している。形埜村字切山(現・岡崎市切山町)の児童は三巴小学校の廃校時まで委託されていた。
- 阿蔵小学校は愛知県豊田市阿蔵町仏供田10に存在した小学校。1873年(明治6年)に創立。
- 田平沢小学校は愛知県豊田市田平沢町甚五郎下に存在した小学校。1873年(明治6年)に創立。
- 和合小学校は愛知県豊田市和合町日向17-1に存在した小学校。1873年(明治6年)に創立。施設(校舎の一部、旧保健室、倉庫)は2020年時点では現存し、豊田市の農ライフ創生センター下山研修所として使用されている。
- 羽布小学校は現在の愛知県大桑町字コンデ嶋21に存在した小学校。校地に巴ヶ丘小学校の校舎を新たに建設するため、2003年(平成15年)に廃校となり、児童は和合小学校へ移る。
所在地
アクセス
出身者
関連項目
外部リンク