西大谷(にしおおだに[1])は、鳥取県会見郡成実村(のち西伯郡、現米子市)に存在した大字名。西大谷村についても述べる。
概要
西大谷村は1877年から1889年の会見郡の村名で、大谷村が改称して成立する[1]。はじめ島根県、1881年から鳥取県に所属[1]。1889年、成実村の大字となる[1]。
1891年の戸数30、人口153[1]。1926年に米子町、1927年からは米子市の大字[1]。1935年、大谷町、末広町、明治町、弥生町、大工町、愛宕町、祇園町1 - 2丁目となる[1]。
経済
産業
- 商工業
- 店・企業
地価
『西伯之資力 大正11年10月調』によると、地価金200円以上所有者は以下の通り[3]。
- 吉井秀實(2001円96銭)[3]
- 吉井庄次郎(1670円43銭)[3]
- 佐野辮太郎(1584円9銭)[3]
- 大塚虎次郎(1496円44銭)[3]
- 佐野直太郎(1111円31銭)[3]
- 佐野吉太郎(1060円41銭)[3]
- 角田房蔵(778円39銭)[3]
- 吉井喜代平(735円93銭)[3]
- 角田慶次郎(547円45銭)[3]
- 吉井豊一(519円72銭)[3]
- 石田運送合名会社(424円55銭)[3]
- 佐野喜憲(378円70銭)[3]
- 吉井貞治郎(373円97銭)[3]
出身・ゆかりのある人物
脚注
参考文献
- 西伯の資力調査会編『西伯之資力 大正11年10月調』西伯資力調査部、1922年。
- 『米子商工案内 昭和9年版』米子商工会議所、1934年。
- 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』角川書店、1982年。