裸の町 (1937年の映画)
『裸の町』(はだかのまち)は、1937年5月13日に公開された内田吐夢監督、島耕二主演の日本映画[1]。製作は日活多摩川撮影所(後の角川大映スタジオ)[1]。真船豊の戯曲『裸の町』を原作としたこの作品は[1]、「内田吐夢の戦前期の代表作」とも「プロレタリア映画の傑作」などとされるほか[2]、「戦前の文芸映画の秀作の一つ」とも評されている[3]。 あらすじレコード店を営む福富善光(島耕二)は、友人の借金を肩代わりし、高利貸しの増山金作(小杉勇)に店を奪われてしまうが、それでも絶望の淵から立ち上がろうとする[2]。 評価『キネマ旬報』は、1937年の映画を対象としたベスト・テンで日本映画の第1位に内田吐夢が監督した『限りなき前進』を挙げた上で、同じく内田が監督した『裸の町』を第5位とした[4]。 脚注
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