藤田 素子(ふじた もとこ、1958年5月26日 - )は、日本の漫画家。北海道旭川市出身。血液型はO型。
概要
1982年、少女漫画誌「ひとみDX」(秋田書店)にてデビュー。
その後、「コミックHi(コミックハーイ)」(主婦と生活社)、「コレット」、「ボニータイプ」(秋田書店)、「セリエ」(白泉社)、「ジュール」(双葉社)、「mimi」(講談社)、「VAL」(光文社)、他各社のレディースコミック誌に掲載。
同時に、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)などの青年誌や、少女漫画誌「ぴょんぴょん」(小学館)などに連載。
1990年代から、「ホラーM」(ぶんか社)、「サスペリア」(秋田書店)などのホラー誌にも掲載。
2000年代は、「いちばん残酷なグリム童話」、「本当にあった女の人生ドラマ」(ぶんか社)など、発表の舞台は再びレディースコミック誌が中心となる。
現在は、「本当にあった主婦の体験」(ぶんか社)にて、「醜女シリーズ」を執筆中。
他に、子育てエッセイとして、『高齢出産ドンとこい!!』(ぶんか社)があり、夫であり、ビリヤード・トーナメントプロの小野寺直孝も登場している。
また、デビュー以前より『フラワーチュチュ』、『マミムメマリン』(セイカノート)などのぬり絵商品キャラクターを手がける。
主な作品
書籍
単行本
- 『ももくりさんざん』、主婦と生活社「コミックHi」1988年4月
- ももくりさんざん(1986年12月号)
- ももくりさんざん 馬鹿一升
- ももくりさんざん とんちんかん[1]
- ももくりさんざん 隣の芝生
- ももくりさんざん あおげばとうとし(1987年7月号) - 単行本未収録。くり吉爺さんの青春回想録。
- ももくりさんざん 幸せ三昧(1987年8月号)
- 『愛がいっぱい』、大陸書房〈ルージュコミックス〉、1987年9月
- 『上へまいります』、主婦と生活社、1987年10月
- 『たんぽぽ・ポッ』、主婦と生活社、1987年11月
- 『団地妻カタログ』、秋田書店、1988年3月
- 団地妻の悩み(「COLLET」1987年5月号)
- 団地妻カタログ(「コレットPure」1987年6月10日号)
- ねらわれた団地妻(「COLLET」1987年9月号)
- 夜の団地妻(「COLLET」1987年10月号)
- 『愛人未満』、大陸書房〈ルージュコミックス〉、1988年10月
- 『桃色武家屋敷2乗』、双葉社〈ジュールコミックス〉、1988年10月
- 『ヤりたいほーだい』、秋田書店「ヤングチャンピオン」1989年2月
- 『死の迷路』、ぶんか社〈ホラーMコミックス〉、1995年9月
- 『お江戸残酷物語』、ぶんか社〈ホラーMコミックス〉、1996年10月
- 針地獄(1994年11月号)
- 死にかんざし(1995年3月号)
- 復讐の爪(1995年5月号)
- 血の恋文(1995年9月号)
- 呪い版(1995年11月号)
- 『家なき子』、ぶんか社〈グリム童話コミックス〉、2002年3月
エッセイ漫画
連載
読み切り
- お江戸残酷もの(ぶんか社「ホラーM」、1994年 - )
- 猿日和
- 首つりの木
- うなぎ千匹
- 十五夜の月
- お蜘蛛さま(秋田書店「サスペリア」)
- 猫鍋奇談(秋田書店「サスペリア」)
- 残酷グリム童話もの(ぶんか社「いちばん残酷なグリム童話」、1999年 - )
- 女の人生ドラマもの(ぶんか社「本当にあった女の人生ドラマ」、2005年 - )
- 下流風俗嬢
- そこに愛 女子少年院物語
- 貧しき者よ!万引き主婦
- 今日もあの子がやってくる
- わたしの夫は姫おじさん
- 姑怒りのバスツアー
- 消えてお母さん
- 胞状奇胎
- わたしは逃げ切る!
- 肉毒
- 逆転姑
脚注
- ^ 雑誌掲載時のタイトルは『ももくりさんざん 仲間はずれ』
外部リンク