藤本義一文学賞 (ふじもとぎいちぶんがくしょう) |
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国 | 日本 |
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主催 | 〈藤本義一の書斎〉 |
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初回 | 2015年 |
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最新回 | 2019年 |
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最新受賞者 | 相田徹「オマケのクサやん」 |
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藤本義一文学賞(ふじもとぎいちぶんがくしょう)は、日本の文学賞。
概要
小説家の藤本義一の遺志を継ぎ、次代の書き手を育成する目的で、遺族が運営するギャラリー〈藤本義一の書斎〉によって創設された[1][2]。創設は、2014年に藤本統紀子によって発表された[3]。同ギャラリーが主催している[4]。日本放送作家協会関西支部、東京作家大学、心斎橋大学などが協賛している[5]。堺市、公立大学法人大阪府立大学、浪速学院同窓会などが協力している[5]。ジャンルは、現代小説、SF小説で、課題となるキーワードを使用した未発表作品が対象となる[6]。賞は、最優秀賞に30万円、優秀賞に5万円、特別賞に記念品が与えられる[5]。受賞作は、たる出版より刊行される[5]。最優秀賞・優秀賞については、藤本義一の命日である10月30日に授賞式が行われる[5]。
第6回(2020年)は新型コロナウイルスのため中止となった[7]
受賞作一覧
年は受賞作の発表の年。
回(年) |
賞 |
受賞作 |
著者
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第1回(2015年) |
最優秀賞 |
「秋霖」 |
山田春夜[注釈 1]
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優秀賞 |
「親父の名前」 |
フカミレン
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「写真の向こう側」 |
笹野裕子
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特別賞 |
「雪地蔵」 |
青山蓮太郎
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「シルクハットの宇宙」 |
白石竹彦
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「おっぱいぱい」 |
眞住居明代
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「ひび割れ」 |
林絵里沙
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「墓標」 |
梓見いふ
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第2回(2016年) |
最優秀賞 |
「緋の道」 |
田賀智佐登
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優秀賞 |
「浪花の恋の履き違い」 |
髙橋良育
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「ア・ピース・オブ・メモリ」 |
中野ふ菜
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特別賞 |
「針穴写真機」 |
三町公平
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「代筆者」 |
大河増駆
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「オートマチック」 |
鷹匠裕
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「猩々の瞳」 |
片山吉啓
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「再会」 |
田川友江
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藤本義一の書斎 〜Giichi Gallery〜賞 |
「つくつく法師は鳴きやまず」 |
青山蓮太郎
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第3回(2017年) |
最優秀賞 |
「オマケのクサやん」[8] |
相田徹
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優秀賞 |
「色の名前」 |
戸川桜良
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「耳」 |
奈古英子
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特別賞 |
「虫の知らせ」 |
安田彰吾
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「黄水仙」 |
一條瑛里
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「うつせみの子ども」 |
しげのぶ真帆
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「君、つつがなきや」 |
古家英寿
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「あなたのスケアクロウ」 |
松嶋チエ
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藤本義一の書斎 〜Giichi Gallery〜賞 |
「海の虫」 |
三町公平
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第4回(2018年)
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最優秀賞
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「悪魔のささやき」
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石倉俊文
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優秀賞
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「父のグローブ」
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藤懸義章
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「むらすゞめ」
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奥畑信子
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特別賞
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「妻と娘を」
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宮川直樹
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「キヨさんの自分史」
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てつ・すがわら
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「好かれ上手」
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山崎ゆのひ
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「レノンがやってきた日」
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深山孝
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「夢見草・さくら」
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太田ユミ子
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藤本義一の書斎 〜Giichi Gallery〜賞
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「家出志願」
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牧康子
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第5回(2019年)
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最優秀賞
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「海ホオズキ」
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三島麻緒
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優秀賞
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「メンチカツと貴婦人」
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室町眞
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「母の遺産」
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北原なお
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特別賞
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「クオロ」
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八月朔日壬午
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「縁側の日だまりに」
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仁志村文
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「ナツキの風」
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今野綾
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「家の谺(こだま)」
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磯間帆波
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「風を喰らう魔物」
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夏青
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藤本義一の書斎 〜Giichi Gallery〜賞
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(該当作なし)
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第6回(2020年)
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(新型コロナウイルス蔓延にともない、見送り)
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審査委員
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク