藤原真書
藤原 真書(ふじわら の まふみ)は、平安時代初期の貴族。藤原南家、参議・藤原巨勢麻呂の子。官位は正五位下・雅楽頭。 経歴従五位下に叙爵後、桓武朝末の延暦23年(804年)豊後守に任ぜられる。 平城朝での動静は明らかでないが、弘仁元年(810年)9月の薬子の変終結後に行われた任官で縫殿頭に任ぜられると、3日後に大膳亮、10月に大蔵少輔、翌弘仁2年(811年)正月には雅楽頭と、短期間に複数の官職を転々とした。 弘仁7年(816年)従五位上に昇叙され、のち正五位下に至る。 官歴『日本後紀』による。
脚注
参考文献 |