蓮華寺 (岡崎市)
蓮華寺(れんげじ)は、愛知県岡崎市西本郷町にある曹洞宗の寺院。 概要寺伝によれば、728年(神亀5年)、僧行基が諸国を巡る途中この地に和志王山薬王寺を建て、自ら薬師像を彫り施薬したのが始まりとされる。 1335年(建武2年)、北畠氏が西上した折に兵火に遭い焼失。1529年(享禄2年)、僧巧安順智により寺跡南に堂宇が建立され曹洞宗に改宗し、光国舜玉を勧請開山として再建された。1589年(天正17年)に「三州本郷蓮花寺」宛てに徳川家の7か条定書が出されていることが記録に残っている。1614年(慶長19年)、火災で焼失。1694年(元禄7年)、5世厳誉の代に本堂を再建。近世は信濃松本全久院末であった。大正時代まで霊薬五香湯(5種類の薬)が発売されていた。 1961年(昭和36年)3月30日、本寺所蔵の瀬戸染付香炉が岡崎市指定文化財目録に指定された[1]。この香炉は天保年間に瀬戸の加藤吉右衛門晴生が、寺のために焼き上げたものである。 札所
交通手段脚注参考文献
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