荊の城『荊の城』(いばらのしろ、原題:Fingersmith) は、2002年にイギリスで発刊されたサラ・ウォーターズ作のゴシック犯罪小説。2002年度の「エリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞」を受賞している。 2005年にイギリスのBBCにより、同名タイトルでテレビドラマ化された。 ストーリー19世紀のヴィクトリア朝のロンドンが舞台。スリの一家の娘として育ったスーザン(スウ)は、「紳士」と呼ばれている詐欺師仲間のリチャードからある計画を持ち寄られる。それは、ロンドンからはるか離れたところに建つブライア城にいるモードという令嬢をだまし、莫大な財産を手に入れようというものだった。計画に乗ったスウは侍女としてモードと生活するようになるが、外界から遮断された環境の中、2人は当然のごとく親しくなってゆく。 受賞
映像化テレビドラマ
2005年にイギリスのBBC製作でドラマ化され、前後編2回にわたって放映された。 キャスト
映画→詳細は「お嬢さん (2016年の映画)」を参照
2016年にパク・チャヌクにより『お嬢さん』として韓国で映画化された[2]。 脚注
関連項目外部リンク |