紀元前268年(きげんぜん268ねん)は、ローマ暦の年である。
当時は、「プブリウス・センプロニウス・ソプスとアッピウス・クラウディウス・ルッススが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元486年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前268年と表記されるのが一般的となった。
他の紀年法
できごと
共和政ローマ
- 共和政ローマのデナリウス硬貨が初めて鋳造された。
- ローマは、マルヴェント(Malventum)を植民地としたが、ラテン語でmaleは悪い、beneは良いを意味することから、縁起を担いでベネヴェント(Beneventum)と呼ばれるようになった。
ギリシア
- アテナイの政治家で軍人のクレモニデスは、スパルタ、アテナイ、エジプトのプトレマイオス2世との協定を結んだ。この協定の起源は、多くのギリシアの州、特にアテナイとスパルタの独立を回復したいという長年の願い、プトレマイオス2世の、ライバルのマケドニア王アンティゴノス2世にトラブルを引き起こしたいという願い等が元となった。エーゲ海におけるプトレマイオス2世の野望は、アンティゴノス2世の軍に脅かされたため、彼は慎重にギリシアにおける対マケドニアの連合を構築した。彼は、特にアテナイ市民に対しては穀物を配る等して優遇した。
インド
中国
- 秦の昭襄王は范雎の計略を採用して、五大夫の綰に魏を攻撃させ、懐を陥落させた。
誕生
死去
脚注
注釈
出典
関連項目
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