篠原 悠希(しのはら ゆうき、1966年 - )は、日本の小説家、ファンタジー作家。女性。
経歴・人物
島根県松江市出身[1]。ニュージーランド在住[2]。神田外語学院卒業[3]。プログラマー、介護職などを経る[4]。2013年、「天涯の果て 波濤の彼方をゆく翼」で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞する(選考委員 : 池上永一、山本文緒)。同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビューを果たす[5]。2014年、『天涯の楽土』が第3回歴史時代作家クラブ賞新人賞で候補作に選ばれる[6]。
作品リスト
〈天涯の楽土〉シリーズ
- 天涯の楽土(2013年8月 角川書店 / 2020年2月 角川文庫)
- 蒼天の王土(2020年7月 角川書店 / 2023年3月 角川文庫)
〈座敷わらしとシェアハウス〉シリーズ
- 座敷わらしとシェアハウス(2015年11月 角川文庫)
- 座敷わらしとシェアハウス2 冬来たりなば(2016年3月 角川文庫)
〈金椛国春秋〉シリーズ
- 後宮に星は宿る 金椛国春秋(2016年12月 角川文庫)
- 後宮に月は満ちる 金椛国春秋(2017年6月 角川文庫)
- 後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋(2017年11月 角川文庫)
- 幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋(2018年4月 角川文庫)
- 青春は探花を志す 金椛国春秋(2018年9月 角川文庫)
- 湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋(2019年2月 角川文庫)
- 妖星は闇に瞬く 金椛国春秋(2019年7月 角川文庫)
- 鳳は北天に舞う 金椛国春秋(2020年1月 角川文庫)
- 臥竜は漠北に起つ 金椛国春秋(2020年9月 角川文庫)
- 比翼は万里を翔る 金椛国春秋(2021年2月 角川文庫)
- 月下氷人 金椛国春秋外伝(2021年9月 角川文庫)
- 白雲去来 金椛国春秋外伝(2022年8月 角川文庫)
〈親王殿下のパティシエール〉シリーズ
- 親王殿下のパティシエール(2019年12月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール2 最強の皇女(2020年4月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール3 紫禁城のフランス人(2020年11月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール4 慶貝勒府の満漢全席(2021年5月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール5 皇帝陛下とお菓子の宮殿(2021年10月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール6 大英帝国の全権大使(2022年6月 ハルキ文庫)
- 親王殿下のパティシエール7(2023年3月 ハルキ文庫)
〈霊獣紀〉シリーズ
- 霊獣紀 獲麟の書(上)(2021年11月 講談社文庫)
- 霊獣紀 獲麟の書(下)(2021年12月 講談社文庫)
- 霊獣紀 蛟龍の書(上)(2023年1月 講談社文庫)
- 霊獣紀 蛟龍の書(下)(2023年2月 講談社文庫)
単発作品
- 狩猟家族(2016年3月 光文社)
- マッサゲタイの戦女王(2020年11月 光文社)
雑誌掲載
脚注
出典
- ^ 島根県:しまねの文学略年表
- ^ 楽天ブックス: 天涯の楽土 - 篠原悠希 - 404110534X : 本
- ^ 天涯の楽土 / 篠原 悠希【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
- ^ 天涯の楽土/篠原悠希/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 野性時代フロンティア文学賞受賞作・候補作一覧1-7回|文学賞の世界
- ^ 歴史時代作家クラブ賞受賞作・候補作一覧1-4回|文学賞の世界
関連項目
外部リンク