第1軍 (韓国陸軍)

第1軍の部隊章

第1野戦軍(だいいちやせんぐん、朝鮮語: 제1야전군)は、韓国陸軍におけるの一つ。 軍事境界線東部域(東部戦線)や東海岸の防衛を担当している。司令部所在地は江原特別自治道原州市

沿革

  • 1953年12月15日、第1野戦軍司令部が創設される[1]。当初、司令部を春川の東北にある冠袋里(관대리)に置いたが、あまりに前方で交通も不便であったので半年後に原州市に移動した[2]。1954年2月26日、初代司令官に白善燁大将が就任した[1]

編制

編制部隊

3個軍団で編制されている。直轄部隊として第11歩兵師団を持つ。

隷下部隊

  • 第102補充大隊朝鮮語: 제102보충대대
  • 第511防空大隊(朝鮮語: 제511항공대대
  • 軍犬教育隊(朝鮮語: 군견교육대
  • 第1野戦輸送教育団(朝鮮語: 제1야전수송교육단
  • 第11情報通信団(朝鮮語: 제11정보통신단
  • 第1107工兵団(朝鮮語: 제1107공병단
  • 第1103工兵団(朝鮮語: 제1103공병단
  • 第11砲兵団(朝鮮語: 제11포병단
  • 第11機械化歩兵師団「花郎(ファラン)部隊」(朝鮮語: 제11기계화보병사단 「화랑부대」
  • 第36歩兵師団「白虎(ペッコ)部隊」(朝鮮語: 제11기계화보병사단 「백호부대」
  • 第3機甲旅団「いなずま(ポンゲ)部隊」(朝鮮語: 제11기계화보병사단 「번개부대」

支援部隊

  • 第1軍需支援司令部(朝鮮語: 제1군수지원사령부
  • 第12航空団(朝鮮語: 제12항공단

歴代司令官

氏名 在任期間 備考
漢字表記 ハングル表記 着任 退任
1 白善燁 백선엽 1954年2月26日 1957年5月
2 宋堯讃 송요찬 1957年5月 1959年2月
3 劉載興 유재흥 1959年2月 1960年7月
4 金鐘五 김종오 1960年7月 1960年10月
5 李翰林 이한림 1960年10月 1961年5月
6 朴林恒 박임항 1961年5月 1962年5月
7 閔キ植 민기식 1962年5月 1963年5月
8 張昌国 장창국 1963年5月 1965年4月
9 金桂元 김계원 1965年4月 1966年9月
10 徐鐘喆 서종철 1966年9月 1969年4月
11 韓信 한신 1969年4月 1972年5月
12 崔世寅 최세인 1972年5月 1975年2月
13 李召東 이소동 1975年2月 1977年12月
14 鄭昇和 정승화 1977年12月 1979年2月
15 金学洹 김학원 1979年2月 1979年12月
16 尹誠敏朝鮮語版 윤성민 1979年12月 1981年5月
17 金潤鎬 김윤호 1981年5月 1982年5月
18 蘇俊烈 소준열 1982年5月 1983年12月
19 鄭振権 정진권 1983年12月 1985年6月
20 安弼濬 안필준 1985年6月 1987年6月
21 鄭鎬根 정호근 1987年6月 1989年4月
22 李鎮三朝鮮語版 이진삼 1989年4月 1990年6月
23 李文錫 이문석 1990年6月 1992年6月
24 趙南豊 조남풍 1992年6月 1993年7月
25 李俊朝鮮語版 이준 1993年7月 1995年3月
26 呉栄祐 오영우 1995年3月 1996年10月
27 李在寛 이재관 1996年10月 1998年3月
28 金石在 김석재 1998年3月 2000年4月
29 金判圭 김판규 2000年4月 2001年10月
30 金鍾煥 김종환 2001年10月 2003年4月
31 鄭寿星朝鮮語版 정수성 2003年4月 2005年4月
32 金秉寛朝鮮語版 김병관 2005年4月 2006年11月
33 金泰栄 김태영 2006年11月 2008年3月
34 金近泰朝鮮語版 김근태 2008年3月 2009年9月
35 鄭承兆朝鮮語版 정승조 2009年9月 2010年6月
36 朴正二 박정이 2010年6月 2011年10月
37 朴成奎朝鮮語版 박성규 2011年10月 2013年9月
38 申鉉惇朝鮮語版 신현돈 2013年9月 2014年9月
39 張駿圭朝鮮語版 장준규 2014年9月 2015年9月16日
40 金栄植 김영식 2015年9月16日 現職

参謀長

出典

出典

  1. ^ a b 第1軍及び第2軍司令部の創設” (韓国語). 大韓民国国家記録院. 2015年12月29日閲覧。
  2. ^ 白善燁『若き将軍の朝鮮戦争』草思社〈草思社文庫〉、2013年、538頁。 

関連項目

外部リンク