福田 (岡山市)
福田(ふくだ)は、岡山県岡山市南区の大字。郵便番号は702-8021(岡山南郵便局管区)。岡南と呼ばれる地域に位置し、芳泉地区の一部となる。かつては御津郡福浜村の一部であった。近世に海域を干拓し造成された土地で、福田新田(ふくだしんでん)、青江新田(あおえしんでん)[2]に相当する。 2010年国勢調査による人口は7556人(男3668人/女3888人)、世帯数は2824世帯、面積は121万2916m2、人口密度は6229.6人/km2[1]。 概要市街より南方にあたる。 市街南方近郊を総称して岡南と呼ぶが、当地はその中部に位置し、芳泉地区の一部を構成する。 元は農村であったが、市街近郊という土地柄から周辺の地区同様、モータリゼーションの発達にともない宅地化・市街化が進行し、人口が密集地となっている。当地外であるが、すぐ北方を国道2号岡山バイパスが東西に通過している。 小・中学校の学区公立の小・中学校に通学する場合、学区は次のように指定されている[3] 。
沿革歴史旭川の河口にできた干潟を、寛永8年(1631年)に岡山藩が干拓し新田を開発。福田新田(ふくだしんでん)と呼ばれていたが、貞享年間(1684〜1687年) に一村として独立し、御野郡に属し福田村と称した。『吉備温故』 には石高1,000石5升、田畑64町 3反9畝12歩、家39軒、男女305人との記載がある[4]。 当時は現在よりも区域は狭く、元禄11年、現在の福田の西部にあたる区域(当時は海域)を干拓造成し、青江新田(あおえしんでん)が開発される。青江新田は当初、青江村の枝村であったが、文化年間までの間に福田村の枝村へと変更された[5][6]。 明治9年に青江新田と合併。同22年、福島村など5村と合併して福浜村となり、大字福田となる[4]。 昭和6年4月1日、福浜村が岡山市に編入合併した[4]。 平成22年4月1日、岡山市が政令指定都市へ移行し、行政区(南区)が設置された。 平成27年1月31日、町名表示の変更で福田の一部地区が当新田の一部地区(国道30号線以東)と一緒に岡山市南区芳泉になる。(岡山市南区芳泉○丁目○番○号と表記する)郵便番号は702-8027 地名の由来主要施設医療・福祉施設 一般企業・商店
交通道路
参考文献
脚注関連項目外部リンク |