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この項目では、長崎県五島市にある郵便局について説明しています。かつて同名を称していた愛知県田原市にある郵便局については「渥美郵便局」をご覧ください。 |
福江郵便局(ふくえゆうびんきょく)は長崎県五島市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
概要
住所:〒853-8799 長崎県五島市幸町1-1
旧福江市市街地の中心部に位置する。
分室
分室はなし。過去に存在した分室は以下のとおり。
沿革
- 1872年8月4日(明治5年7月1日) - 福江郵便取扱所[1]として開設。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 福江郵便局(四等)となる[2]。
- 1880年(明治13年) - 為替取扱を開始。
- 1881年(明治14年) - 貯金取扱を開始。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 福江電信局(1893年12月16日開設)を統合。特定三等局となる。
- 1924年(大正13年)2月11日 - 電話通話業務を開始。
- 1926年(大正15年)3月6日 - 電話交換業務を開始。
- 1939年(昭和14年)2月11日 - 二等局に改定。
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 福江電報電話局が分離され電信電話関連業務を移管。
- 1951年(昭和26年)8月16日 - 保険分室を廃止[3]。同日、福江町福江郷684番地3に新築移転。
- 1956年(昭和31年)10月11日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1962年(昭和37年)9月26日 - 福江大火で局舎焼失。福江中学校、ついで福江市福江町内に設けた仮局舎で営業。
- 1964年(昭和39年)9月15日 - 局舎を現在地に新築移転。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 赤島郵便局の廃止に伴い、取扱事務[4]を承継。
- 1972年(昭和47年)7月1日 - 黄島郵便局の廃止に伴い、取扱事務を承継。
- 1991年(平成3年)3月17日 - 大浜郵便局および崎山郵便局から集配業務を移管。
- 1991年(平成3年)9月29日 - 奥浦郵便局から集配業務の一部[5]を移管。
- 1999年(平成11年) - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2007年(平成19年)2月19日 - 久賀島郵便局および五島椛島郵便局[6]から集配業務を移管[7]。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業福江支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業福江支店を福江郵便局に統合。
取扱内容
周辺
アクセス
脚注
- ^ 『全国郵便局沿革録 明治編』には「福江郵便役所」と記載。
- ^ 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 昭和26年郵政省告示第344号(昭和26年9月12日付官報第7404号掲載)
- ^ 和文電報配達事務のみ福江電報電話局が承継した。
- ^ 奥浦郵便局は同日、集配業務を廃止。当局に移管されなかった集配業務は岐宿郵便局に移管された。
- ^ 2024年(令和6年)10月15日、五島椛島簡易郵便局に局種別変更予定。
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成19年2月9日発表分
参考文献
- 「福江市史」(1995年、福江市史編集委員会編)
- 「九州の電信電話百年史」(1971年、日本電信電話公社九州電気通信局編、電気通信共済会九州支部刊)
外部リンク