福井県道149号音海中津海線

一般県道福井県道
福井県道149号標識
福井県道149号
音海中津海線
路線延長 8.088km(実延長総計)
制定年 1977年(昭和52年)
起点 福井県大飯郡高浜町音海
終点 中寄交差点
(高浜町中津海)
接続する
主な道路
記法
国道27号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
福井県道149号音海中津海線 高浜発電所付近

福井県道149号音海中津海線(ふくいけんどう149ごう おとみなかつみせん)は福井県大飯郡高浜町内で終始する一般県道である。

路線概要

音海半島の先端にある音海集落と高浜町市街地を結ぶ路線である。音海集落から田の浦トンネルまでの区間は内浦湾に、田の浦トンネルから終点までは若狭湾に沿っている。全体を通して片側1車線の確保された快走路であり、途中若干山道になる区間もあるが、道幅が狭くなることもなくカーブミラーも設置されているので、走り難いという程のものではない。また2つの県道と重複している区間があり、この区間は若干混雑することもあるが全体としては渋滞が起きることはまれである。ただし難波江海水浴場えびす浜パーク(西三松海水浴場)、はまなすパーク(東三松海水浴場)といった、マリンスポーツが盛んな海岸が当県道沿いにあることから、夏期はこれらの海水浴場へ導く路線としても利用されている。

なお、当県道は高浜原子力発電所および音海集落へ通ずる、唯一の車道でもある。原子力発電施設等立地地域特別交付金により、原発事故が発生したときの避難路を確保するための原子力災害制圧道路として2019年平成31年)3月10日に音海 - 小黒飯間のバイパス(総延長1,640 m)が開通した[1]。このバイパスには音海トンネル(延長1,209 m(メートル))や新内浦大橋[2](延長107.8 m)が新設された[1]

路線データ

歴史

接続道路

重複区間

  • 福井県道21号舞鶴野原港高浜線(高浜町難波江地内)
  • 福井県道772号高浜舞鶴線(高浜町難波江・難波江交差点 - 同町中津江・中寄交差点)

主な施設

新内浦大橋

新内浦大橋
新内浦大橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 福井県大飯郡高浜町田ノ浦
路線名 一般県道 音海中津海線
座標 北緯35度31分19.2秒 東経135度30分41.2秒 / 北緯35.522000度 東経135.511444度 / 35.522000; 135.511444
構造諸元
形式 鋼単純トラスドランガー桁橋
全長 107.8m
7.0m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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沿線周辺

脚注

  1. ^ a b c “原発避難道、高浜町の県道開通 高浜原発近く、音海―小黒飯間”. 福井新聞. (2019年3月11日). https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/812556 2019年9月12日閲覧。 
  2. ^ 音海中津海線 新内浦大橋について(技術発表会 2017年7月14日)”. 福井県建設技術協会. 2020年12月13日閲覧。
  3. ^ 一般県道 音海中津海線の供用開始について』(PDF)(プレスリリース)福井県、2019年2月8日http://www2.pref.fukui.jp/press/atfiles/pad6154960487121.pdf2020年1月25日閲覧 

参考文献

  • 『道路現況表』 福井県土木部道路保全課、2009年

関連項目

外部リンク