『神様の愛い奴』(かみさまのういやつ)は、1998年7月18日に公開された日本のドキュメンタリー映画である。その後、2001年4月1日に再編集した「決定版」が公開された。
概要・あらすじ
1987年に公開された『ゆきゆきて、神軍』で有名になった自称「神軍平等兵」・奥崎謙三の伝記である。奥崎は1983年12月、殺人未遂事件を起こし懲役12年の実刑判決を受けた。その服役期間を終えて出所した奥崎が沈黙を破り、自らの理想郷「ゴッドワールド」を建設する構想を打ち明ける様を紹介しながら、その日常に密着した作品である。
出演
- 奥崎謙三
- 太田垣敏和
- 湯浅学
- 船橋英雄
- 杉崎香織
- モンロー
- ママ野際
- 佐川一政
- 森江宏太
- 亀一郎
- 北園ムサイ
- 村岡直美
- 村上ゆう
- 青木麗奈
- 貝四朗 as 平やん
スタッフ
- プロデューサー:大宮イチ
- 撮影:ギンティ小林、藤原章
- スチール:直崎人士
- CG処理:F.G.C
- 宣伝美術:norashop
- 挿入画:根本敬
- 題字:貝四朗
- 製作:平野悠
- 音楽:大博士 AKA 大宮イチ
- 編集:藤原章
- 監督:大宮イチ、藤原章[1]
- 制作:LOFT CINEMA
脚注
- ^ 1998年の初公開当時は根本敬が監督とされていたが(青林工藝舎『アックス』vol.3など)、根本の『心機一転 土工! 』(青林工藝舎・2000年)249頁では「現在根本敬は(因に奥崎も)この映画には関わっておりません(後略)」との本人のコメントが掲載されていた。事情の詳細は不明。
関連文献
外部リンク