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この項目では、北海道上川郡に属していた自治体について説明しています。その他の用法については「神楽町 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
神楽町(かぐらちょう)は、かつて北海道上川郡にあった町である。1968年3月1日に旭川市に編入された。
概要
現在の旭川市の南部に位置し、町域は逆Y字型であった。
人口は1967年当時で18,974人。面積は127平方キロ (人口密度 149.4 人/km2)。
町名の由来
アイヌ語の「ヘッチェウシ(hetce-us-i)」(「囃し・つけている・所[1]」、あるいは「神々の遊ぶところ[2]」)の意訳に由来する[1]。「ヘッチェ」は歌舞に合わせてヘイッ!ヘイッ!と囃し立てることで、この場所でいつも歌舞したのでこの名となったとされ、それを意訳し「神楽」としたとされている[1]。
また、当地に入植した富山県下新川郡小摺戸村(現:入善町)の人々が、故郷の獅子舞を奉納したことによる、とする説もある[3]。
歴史
交通
鉄道
国鉄富良野線が町内を南北に通り、1967年当時で、最寄駅は旭川駅・神楽岡駅・西御料駅・西瑞穂駅・西神楽駅・西聖和駅・千代ヶ岡駅。
地名
- 苗圃道(たんぼみち)
- 神楽公園(かぐらこうえん)
- 保線官舎(ほせんかんしゃ)
- 神楽岡(かぐらおか)
- 神楽町
- 辺渓朗(べんけいろう)
- 八千代ケ岡(やちよがおか)
- 西神楽
- 新開
- 辺渓朗本通(べんけいろうほんどおり)
- 辺別原野乙号(べべつげんやおつごう)
- 神楽町北2番通。2 - 7丁目
- 神楽町北3番通。2・3丁目
- 神楽町北4番通。2・3丁目
- 神楽町北5番通。2・3丁目
- 神楽町本通2.2 - 7丁目
- 神楽町南1番通。3 - 7丁目
- 神楽町東1条通。東1 - 4丁目
その他
- 集配を担当する郵便局は旭川郵便局・西神楽郵便局・朗根内郵便局。
- 小学校が神楽町地区・神楽岡地区・辺渓朗地区・千代ケ岡地区に、中学校が神楽町地区・千代ケ岡地区にあった。
脚注
- ^ a b c “アイヌ語地名リスト オニシベ〜キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ “東神楽町の概要”. 東神楽町. 2017年10月18日閲覧。
- ^ 宮脇俊三、原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、125頁。ISBN 4-09-395401-1。
関連項目