神戸守
神戸 守(かんべ まもる、1962年 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。大阪府守口市出身。 経歴1980年代1981年3月高校卒業後は東京に出て、新聞配達をしながら専門学校に通う。はじめは足立区に、その後三鷹市に住んでいた。専門学校卒業後、トップクラフトの『風の谷のナウシカ』の制作進行でアニメ業界へ入る。その後グループ・タックにて制作部から演出部に移り『まんが日本昔ばなし』にて監督助手デビュー。スタジオジュニオにて『スーパーマリオの交通安全』で演出デビュー。 1990年代NHKの幼少向け作品や「しつけ」・「同和問題」など多数の巡回用教育アニメを手がけ、1991年のOVA『忍者龍剣伝』にて監督デビューを果たす。1994年に『七都市物語』、1996年に『はりもぐハーリー』の監督を務め1997年に複数のスタッフとジュニオから独立しスタジオ伽藍を設立。創業期の取締役兼代表演出家になる。この時期、スタジオ伽藍がグロス請けをしていた『カードキャプターさくら』の各話の演出が反響を呼び注目を集める事となる。 2000年代2000年にスタジオ伽藍を退社。シナジージャパンとマネージメント契約。『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』の総監督として、実写を意識したカメラワークや独特な間の取りかたなど、ファンに「神戸スタイル」と呼ばれる演出スタイルを確立する。2003年に『出撃!マシンロボレスキュー』で初のロボットアニメに挑戦。2004年に『エルフェンリート』を手がけ今までの神戸作品とは一線を画すSF、萌え、グロ、バイオレンスを融合した高年齢対象向け作品を製作し反響を呼ぶ。2006年、永井豪原作の『鬼公子炎魔』を製作している。 2010年代2010年に『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』でテレビアニメでは6年振りの監督を務め、2011年・2012年に『君と僕。』シリーズの監督を担当。2015年『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』監督。 人物
参加作品テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
脚注
関連項目外部リンク
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