神岡鉱(かみおかこう、 Kamiokite)は、1975年に旧地質調査所の鉱床学者佐々木昭などにより、岐阜県の神岡鉱山で発見された新鉱物で、1985年に記載論文が発表された[1]。化学組成はFe2Mo3O8で、六方晶系。神岡鉱床の花崗斑岩に伴う石英脈中に、輝水鉛鉱などと共に見られる。
脚注
- ^ Sasaki, A., Yui, S. and Yamaguchi, M. (1985): Kamiokite, Fe2Mo3O8, a new mineral. Mineral. Jour., 12, 393-399.
関連項目
外部リンク