神の娘
『神の娘』(かみのむすめ、英語: A Daughter of the Gods, 「神々の娘」の意)は、1916年(大正5年)製作・公開、ハーバート・ブレノン監督によるアメリカ合衆国の映画、サイレント映画である。映画史上で初めて、メジャースターによるフルヌードシーンのある映画として知られる。 略歴・概要ウィリアム・フォックスが100万米ドル(当時の日本円では220万円[1])の巨費を投じ、ジャマイカのキングストンに巨大なセットを建てて撮影した、180分の巨篇である。 日本では、1918年(大正7年)に公開されたが、当時、京都・新京極の帝国館が掲出したポスターの記述によれば、「全長壱萬呎」(1万フィート)、「出演俳優 21,218人」、「矮人国の童人 12,000人」、「人魚の数 200余」、「鰐魚 80余頭」、「消費フィルム尺数 22万3,000呎」とし、「本映畫の出現は正にキネマ史上に於ける一大奇蹟たり」と謳われている[1]。同劇場での同時上映は、パラマウント映画の短篇コメディ『デブ君の濱遊び』(Coney Island、21分、1917年)であった[1]。 スチル写真は残されているが、プリントは現存していない。 スタッフ・作品データ
キャスト
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