石川 錬次(いしかわ れんじ、1893年1月22日 - 1945年7月8日)は、日本のドイツ文学者。
人物・経歴
東京都出身。東京帝国大学独文科卒。
立教大学教授[1]、第六高等学校教授、第八高等学校教授、旧制浦和高等学校教授、1929年府立高等学校教授。
著書
翻訳
- 『プラークへの旅路のモーツアルト』(エドゥアルト・メーリケ、岩波書店) 1926
- のち『旅の日のモーツァルト』(岩波文庫) 1948
- 『維納の辻音楽師 附・ベエトホオフエンの思出』(グリルパルツェル、岩波文庫) 1934
- 『大科学者の歩める道 ローベルト・コッホの生涯』(ウンゲル(Hellmuth Unger) 、宮島幹之助共訳、冨山房、冨山房百科文庫) 1937
- 「シュニッツラー短編全集」(シュニッツラー、河出書房) 1936 - 1937
- 「伴侶」:『シュニッツラー短篇全集1 - 愛慾短篇集』に収載
- 「死んだガブリエル」:『シュニッツラー短篇全集2 - 維納情話集』に収載
- 「グストゥル少尉」:『シュニッツラー短篇全集3 - 殉情短篇集』に収載
- 「わかれ」:『シュニッツラー短篇全集4 - 憂愁短篇集』に収載
- 『暁の巡礼』(ヘルマン・ヘッセ、三笠書房、ヘルマン・ヘッセ全集15) 1942
- 『幼年時代ほか』(ハンス・カロッサ、三笠書房、ハンス・カロッサ全集2) 1941
- のち『幼年時代』(角川文庫) 1953
- 『青春変転』(ハンス・カロッサ、三笠書房、ハンス・カロッサ全集3) 1941
- のち創元文庫 1953
- 『医師ギオン』(ハンス・カロッサ、三笠書房、ハンス・カロッサ全集4) 1941
- のち角川文庫 1952
- 『独逸大学の精神』(フリッツ・シュトリヒ、高山書院) 1944
- 『リーヒャルト・ヴァーグナー その生涯思想及び芸術』(H・S・チェーンバレン、二見書房) 1944
脚注
- ^ 『立教大学新聞 第29号』 1926年(大正15年)3月15日
参考