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この項目では、岐阜県加茂郡の小学校について説明しています。他の白川小学校については「白川小学校」をご覧ください。 |
白川町立白川小学校(しらかわちょうりつ しらかわしょうがっこう)は岐阜県加茂郡白川町にある公立の小学校。
概要
- 校区は中川、水戸野、和泉、広野、白山、河東、坂ノ東、河岐である。
- 白川町の人口、児童数減少のため、 旧白川町立白川小学校と白川町立白川北小学校とが統合し、新白川町立白川小学校が開校した[1]。2021年の統合後の校舎は、旧白川北小学校のを使用している。2026年には白川町立白川中学校敷地内に新築移転が検討されている。
- 旧白川町立白川小学校の校区は中川、水戸野、和泉、広野、河岐[注釈 1]、河東の一部(見代)、坂ノ東の一部(下金[注釈 2])であった。
沿革
現在の白川小学校(新白川小学校)の開校は2020年(令和2年)である。ここでは旧白川小学校についても記述する。
- 1873年(明治6年) - 開誠義校が開校。和泉村、水戸野村、若松村[注釈 3]、広野村、田代山寺村[注釈 4]、小原村、名倉村[注釈 5]の児童が通学する。
- 1874年(明治7年) - 公立開誠小学校に改称する。
- 1880年(明治13年) - 開誠小学校から河岐学校が分離独立する。河岐村の児童が通学する。
- 1881年(明治14年) - 水戸野村、広野村に開誠小学校の分校を設置。
- 1883年(明治16年) - 水戸野村、広野村の分校を廃止。
- 1885年(明治18年) - 河岐学校が開誠小学校に合併する。
- 1886年(明治19年) - 和泉尋常簡易科小学校に改称する
- 1889年(明治22年) - 和泉村、水戸野村、広野村、白山村、河東村、河岐村、中川村が合併し、西白川村が発足。
- 1898年(明治31年) - 和泉尋常高等小学校に改称する。
- 1907年(明治40年) - 和泉尋常高等小学校、中川尋常小学校、白山尋常小学校、河東簡易科小学校が合併し、西白川尋常小学校となる。中川に第一分教場、白山に第二分教場、河東に第三分教場を設置する。
- 1910年(明治43年) - 第二分教場、第三分教場が統合され、大山尋常小学校として分離独立する。
- 1912年(大正元年) - 現在地に移転する。
- 1939年(昭和14年) - 西白川尋常高等小学校に改称する。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 西白川国民学校に改称する。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 西白川村立西白川小学校に改称する。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 西白川村が町制を施行、白川町となる。同時に旧白川町立白川小学校に改称する。
- 1969年(昭和44年)4月 - 中川分校を統合する。中川教室を設置。
- 1970年(昭和45年)7月 - 新校舎完成。中川教室を廃止。
- 1983年(昭和58年) - 体育館完成。
- 1991年(平成3年) - プール完成。
- 2020年(令和2年)
- 2月29日 - 閉校式を行う[2]。
- 3月25日 - 最後の卒業式を行う。
- 3月31日 - 白川町立白川北小学校との統合により閉校。
- 4月1日 - 新白川町立白川小学校が開校する。
注釈
- ^ 島を除く。
- ^ 寒八を除く。
- ^ 1874年9月、広野村と合併。
- ^ 1874年9月、和泉村と合併
- ^ 小原村と名倉村は1875年に合併し河岐村。
出典
- ^ 答申書「白川町立小・中学校の望ましい教育環境 白川町立小・中学校の再編に向けた具体的な方策」(令和元年9月白川町小・中学校再編検討委員会 )
- ^ 主役不在の閉校式。白川小、児童出席見合わせ(岐阜新聞2020年3月1日)
関連項目
外部リンク