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この項目では、新日本製鐵の代表取締役副社長について記述しています。数学者の同名の人物については「田中實 (数学者) 」をご覧ください。 |
田中 實(たなか みのる)は、日本の技術者、実業家。新日本製鐵代表取締役副社長や、日新製鋼代表取締役会長兼社長、日本機械学会会長、日本人初のISSF(国際ステンレススチールフォーラム)会長等を歴任した。
人物・経歴
父は元大日本帝国海軍軍人。日本の降伏後中華民国高雄市から佐賀県伊万里市に引き揚げ、佐賀県立唐津中学校(のちの佐賀県立唐津高等学校)を経て[1]、1955年東京工業大学機械工学科卒業[2]。1994年初代ステンレス構造建築協会会長[3]。新日本製鐵副社長在任中の1995年から第73期日本機械学会会長を務めた[4]。
1997年日新製鋼最高顧問。1998年日新製鋼会長。1999年からは日新製鋼会長兼社長として[5]、ステンレス事業の新日本製鐵との統合を進め[6]、2000年からは日本人初のISSF(国際ステンレススチールフォーラム)会長を兼務して、市場開拓にあたった[7][8]。2006年蔵前工業会理事長[2]。伊万里大使等も務めた[9]。
脚注
- ^ 田中實氏(蔵前工業会元理事長)の感想一橋33ネット
- ^ a b “蔵前工業会創立100周年記念特集” (PDF). 社団法人蔵前工業会. p. 59 (2006年). 2019年11月23日閲覧。
- ^ ステンレス建築NO.26---協会創立10周年特集号---ステンレス建築
- ^ 。歴代幹事長・会長就任記録日本機械学会
- ^ BUSINESS INSIDE 人事天命 社長急逝の日新製鋼 事業再編をにらみ再び新日鉄人脈浮上週刊ダイヤモンド 1999.2.20号
- ^ 「ステンレス統合は年内に/日新製鋼、新日鉄と交渉」四国新聞社2001/07/12 16:59
- ^ 「ISSFが東京で年次総会、会長に新日鉄住金ステンレス・伊藤社長」鉄鋼新聞2017/05/19 06:00更新
- ^ ISSF横浜大会、ステンレス年率5―7%成長日刊産業新聞鉄鋼関連 NEWS HEAD-LINE
- ^ 「Untitled」伊万里市