琴平神社(ことひらじんじゃ)は、新潟県上越市の神社。
歴史
文化年間(1804年 - 1818年)に創建された。この頃に洪水があり、その際に祠が発見された。これをもとに、金刀比羅宮から分霊を勧請し神社を創建した[1]。
境内には、「安寿と厨子王の供養塔」がある。これは『安寿と厨子王』の物語に基づくもので、安寿と厨子王は直江津の地で人買いに捕まり、山椒大夫に売られたという。この姉弟に同情して造立されたものであるが、いつ建てられたかは不明である[2]。
また当地は、「おくのほそ道」の旅で松尾芭蕉が訪れており、芭蕉の句碑もある[1][2]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 琴平神社直江津地区連合青年会
- ^ a b 新潟県の歴史散歩編集委員会 編『新潟県の歴史散歩(歴史散歩15)』山川出版社、2009年、25p
参考文献
- 新潟県の歴史散歩編集委員会 編『新潟県の歴史散歩(歴史散歩15)』山川出版社、2009年