珊瑚寺
珊瑚寺(さんごじ)は、和歌山県和歌山市鷹匠町にある曹洞宗の仏教寺院である。山号は仙境山と称する。本尊は聖観世音菩薩である。 歴史かつては和田村(現在の和歌山市和田)にあり「三五寺」と号していた。 天正13年(1585)豊臣秀吉の紀州攻めで太田城 (紀伊国)が落城した後、初代和歌山城主となった桑山重晴が三五寺を現在の地に移建し、桑山氏の菩提寺とした。その折、重春公が珊瑚の数珠を寄進したことから、珊瑚寺と呼ばれるようになった。その数珠は今も寺宝として伝わっている。 昭和20年の戦災で寺は焼けたが、山門は残った。一時、寺の北側に移されていた山門は、平成19年に修復し、昔あった東側の位置に再現されている。 本尊本尊の聖観世音菩薩像は、重春公が熊野山中の小さな祠で見つけ、持ち帰って奉置された。 交通バス 53系統医大病院行き、56系統和歌浦口行きに乗車し、島崎町2丁目停留所下車、徒歩約3分。 60系統運輸支局前行き、160・161系統和歌山港駅行きに乗車し、岡山町停留所下車、徒歩約7分。 自動車
大阪市内より60分、南大阪、岩出方面より30分。 外部リンク |