牧野 和春(まきの かずはる、1933年 - )は、日本の出版人。ジャーナリスト。
経歴
鳥取県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ジャーナリストを経て1968年牧野出版を創立、精神医学書などを出版。のち惜水社社長。奥武蔵在住。
著書
- 『投書と文通の急所』高橋書店 1960 急所シリーズ
- 『結婚礼法のすべて』高橋書店 1967
- 『パーティ百科』山海堂 1969
- 『司会の急所 名司会者にする』高橋書店 1970 急所シリーズ
- 『男子新入社員実務必携』弘文社 1971
- 『司会』高橋書店 1973 高橋ジャンボブックス
- 『故事ことわざ』高橋書店 1974 高橋ジャンボブックス
- 『惜水ノ記』牧野出版 1974
- 『木々の風貌』牧野出版 1976
- 『鳥取県の手仕事』牧野出版 1977
- 『桜の精神史』牧野出版 1978
- 『ホウノキの花の咲く頃』弘文出版 1978
- 『樹霊千年』牧野出版 1979
- 『三重塔紀行』牧野出版 1980
- 『八咫烏の森』牧野出版 1980
- 『神々の記憶 日本人の心の風景』工作舎 1982
- 『郷土文化試論』牧野出版 1982
- 『ふるさとの想念』高木啓太郎写真 牧野出版 1982
- 『巨樹の顔』八木下弘写真 朝日新聞社 1983
- 『山嶺へ』牧野出版 1985
- 『冥府の森』牧野出版 1985
- 『巨樹の民俗学』恒文社 1986
- 『巨樹の民俗紀行 百樹の旅』恒文社 1988
- 『巨木探訪の旅 北のハルニレから南のサキシマスオウノキまで』朝日ブックレット 1988
- 『森林を蘇らせた日本人』日本放送出版協会・NHKブックス 1988
- 『異相巨木伝承』牧野出版 1989
- 『本朝巨木伝 日本人と「大きな木」のものがたり』工作舎 1990
- 『吉田璋也と鳥取県の手仕事』牧野出版 1990
- 『奥武蔵 日々の移ろい 独歩『武蔵野』を超えて』現代書館 1992
- 『桜伝奇 日本人の心と桜の老巨木めぐり』工作舎 1994
- 『鎮守の森再考』春秋社 1994
- 『辺境に埋れた放浪の俳・歌人田中寒楼』牧野出版 1996
- 『冥府の森 原郷熊野にて』牧野出版 1997
- 『巨樹と日本人 異形の魅力を尋ねて』中公新書 1998
- 『日本巨樹論』惜水社 2000
- 『宇宙をもらった男 田中寒楼』惜水社 2002
- 『新桜の精神史』中公叢書 2002
- 『対応すれども行動せず 日本人の自立と「太古の霊」』プレジデント社 2002
- 『凡夫の民藝論』惜水社 2005
- 『古木の物語 巨樹信仰と日本人の暮し』工作舎 2007
- 『残響いろは歌 日本・心の原図考』惜水社 2010
- 『耕尽 光景・刻印・現世』惜水社 2013
共編著
- 『紙すきの里』正続 柳橋真共著 牧野出版社 1975-76
- 『巨木再発見 環境庁巨木調査によせて 縄文の昔から木は呼びかけている!』編著 牧野出版 1988
- 『巨樹・名木巡り』編著 牧野出版
- 関東地区 1989
- 甲信越・中部 1990
- 北陸・近畿 1990
- 九州・沖縄 1991
- 中国・四国 1991
- 北海道・東北 1991
- 『伊那の井月 知られざる放浪詩人』宮脇昌三『因幡の寒楼 知られざる放浪詩人』田中寒楼 牧野著 牧野出版 1995
- 『円空と木喰 作仏・遊行廻国・その生きざま』池田勇次共著 惜水社 2000
参考