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この項目では、昭和・平成期の行政学者について説明しています。江戸時代の国学者・歌人については「片岡寛光 (国学者)」をご覧ください。 |
片岡 寛光(かたおか ひろみつ、1934年 - )は、日本の行政学者。学位は、博士(政治学)(早稲田大学)[1]。称号は、早稲田大学名誉教授(2005年)、瑞宝中綬章受章(2012年)[2]、早稲田大学名誉評議員(2014年)。専門は、行政学。
来歴・人物
札幌市生まれ。北海道札幌西高等学校、早稲田大学政治経済学部卒。
1967年以降早稲田大学政治経済学部に助手から勤務。1976年から教授。1990年から1994年まで同学部長。1994年から1998年まで同大学大学院政治学研究科委員長。2003年から2005年まで同大学大学院公共経営研究科専任教授・委員長。カリフォルニア大学で在外研究を行う。1990年から1994年日本行政学会理事長。法務省司法試験第一次考査委員、人事院参与、国際研究交流協会理事、日本政治総合研究所理事等を歴任。ほかに早稲田大学野球部部長・水泳部部長など。2005年3月早稲田大学政治経済学術院教授を退職。2014年に日本政治法律学会より学会賞を受賞[3]。
門下
早大での門下としては、辻隆夫(早稲田大学)、縣公一郎(早稲田大学)、藤井浩司(早稲田大学)、平石正美(国士舘大学)、篠田徹(早稲田大学)、香川正俊(熊本学園大学)、島袋純(琉球大学)、西東克介(弘前学院大学)、久邇良子(東京学芸大学)、風間規男(同志社大学)、安章浩(尚美学園大学)、岩本諭(佐賀大学)、熊達雲(山梨学院大学)、松田憲忠(青山学院大学)、上崎哉(近畿大学)、中沼丈晃(摂南大学)、宗像優(九州産業大学)、久保木匡介(長野大学)、大藪俊志(佛教大学)、堀田学(新島学園大学)、原田徹(佛教大学)らを輩出している。
著書
単著
- 『行政国家』、早稲田大学出版部、1976年。
- 『行政の設計』、早稲田大学出版部、1978年。
- 『内閣の機能と補佐機構』、成文堂、1982年。
- 『行政学の要点整理』、実務教育出版、1983年。
- 『国民と行政』(行政の理論1)、早稲田大学出版部、1990年。
- 『行政の構造』(行政の理論2)、早稲田大学出版部、1992年。
- 『官僚のエリート学』、早稲田大学出版部、1996年。
- 『職業としての公務員』(行政の理論3)、早稲田大学出版部、1998年。
- 『責任の思想』、早稲田大学出版部、2000年。
- 『公共の哲学』、早稲田大学出版部、2002年。
- 『国民リーダー 大隈重信』、冨山房、2009年。
- 『大リーダーの時代』、成文堂、2013年。
- 『現代国家論』、早稲田大学出版部、2016年。
- 『リーダーの人間学』、中央経済社、2018年。
- 『人間と人工知能 -文明論的考察-』、内外出版、2020年。
- 『シリコンバレー物語 研究開発拠点移動の物語』、内外出版、2021年。
共編著
- 『効率のよい政府のための減量作戦』、三修社、1979年。
- 『大学の精神』、三修社、1980年。
- 『政治学』、成文堂、1980年。
- 『図解政治学』(図解教養科目シリーズ1)、立花書房、1981年。
- 『国と地方』、早稲田大学出版部、1985年。
- 『現代行政』、法学書院、1988年。
- 『アメリカの政治』(Waseda libri mundi 7)、早稲田大学出版部、1994年。
- 『現代行政国家と政策過程』、早稲田大学出版部、1998年。
- 『国別行政改革事情』、早稲田大学出版部、1998年。
脚注
関連項目
- 先代
- 内田満
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- 早稲田大学政治経済学部長
- 1990年 - 1994年
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- 次代
- 寄本勝美
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- 先代
- 新設
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- 早稲田大学大学院公共経営研究科長
- 2003年 - 2005年
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- 次代
- 石田光義
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