熊本市歌
「熊本市歌」(くまもとしか)は日本の政令指定都市の1市で、熊本県の県庁所在地である熊本市の市歌。作詞・東岡正治、作曲・鳥飼哲夫、編曲・坂本英二。 解説1930年(昭和5年)に九州新聞(後に九州日日新聞と合同、現在の熊本日日新聞)を通じて歌詞の公募が実施され、入選作品に熊本県第二師範学校音楽教諭の鳥飼哲夫が曲を付けて3月に制定された[1]。政令指定都市の現行市歌としては1909年(明治42年)制定の横浜市歌、1910年(明治43年)制定の名古屋市歌、1921年(大正10年)制定の大阪市歌、1929年(昭和4年)制定の千葉市歌に次いで5番目に古い[注 1]。 2番の歌詞にある「森の都」は市歌に先んじること2年前の1928年(昭和3年)に制定された旧熊本県立第二高等女学校の校歌(作詞・尾上八郎、作曲・松島彜)[2]と並んで熊本市の雅称「森の都」を決定付けたとされており、1972年(昭和47年)には熊本市議会で「森の都」都市宣言の決議が採択されている[3]。 熊本市に関連する他の楽曲としては、1989年(平成元年)に市制100周年を記念して作成された「光るグリーンシティ」[4]、また2009年(平成21年)に市制120周年を記念して作成された「ときめいて・くまもと」の2曲の愛唱歌がある[5]。 参考文献
出典・注釈出典
脚注関連項目外部リンク |