渋沢史料館
渋沢史料館(しぶさわしりょうかん)は、東京都北区西ケ原にある渋沢栄一の生涯と事績に関する博物館(登録博物館)。管理運営は公益財団法人渋沢栄一記念財団。飛鳥山公園内にある「飛鳥山3つの博物館」の一つ。 概要1982年(昭和57年)11月15日に開館した[1]。渋沢栄一は遺言で旧渋沢家飛鳥山邸(曖依村荘)を財団法人竜門社(後の公益財団法人渋沢栄一記念財団)へ寄付したが、その利用を検討する中で栄一から家督を継承した敬三(栄一の嫡孫)が日本の近代化・産業化を担った人々を取り上げる「日本実業史博物館」の構想を発案したことに始まる[1]。この博物館構想は戦争の影響で実現しなかったが、収集した資料は国文学研究資料館に「日本実業史博物館準備室旧蔵資料」として保存されることとなった[1]。 1998年(平成10年)3月には新しい本館が開館し[2]、北区飛鳥山博物館及び紙の博物館とともに「飛鳥山3つの博物館」として飛鳥山公園に博物館ゾーンが設置された[3]。 2003年(平成15年)11月、渋沢敬三による「日本実業史博物館」構想を情報技術によって実現するため実業史研究情報センターが設置された[1]。 歴史
施設隣接する紙の博物館・北区飛鳥山博物館と共に1998年に新築開館した、鉄筋コンクリート造の展示施設。1階に閲覧コーナーとミュージアムショップ、2階に常設展示室と企画展示室がある。リニューアル工事のため2019年(令和元年)9月1日から休館[5]、翌2020年(令和2年)11月19日にリニューアルオープンした[6]。
アクセス脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯35度44分56.9秒 東経139度44分21.2秒 / 北緯35.749139度 東経139.739222度 |