浦田 健次郎(うらた けんじろう、1941年12月15日 - 2023年[1])は、日本の作曲家。東京都出身。
概要
1964年東京芸術大学音楽学部器楽科(トロンボーン専攻)卒業。1969年同大作曲科卒業、1973年同大大学院修士課程修了。1975年より東京芸術大学音楽学部作曲科にて指導にあたり、2009年3月定年により退官。1969年、日本吹奏楽指導者協会作曲賞受賞[2]。。
作品
管弦楽
- 祝典のための音楽(1968年)
- 弦楽による3章(1971年)
- 交響曲(1981年)
- シェーナ(1987年)
- オーケストラによるレクイエム(1989年)
- 二胡協奏曲(1994年)
- アンティフォン(1998年)
- 北穂に寄せて(2007年)
室内楽・器楽
- アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ(1966年)
- トートロジィNo.1(1967年)
- メタプラズム I(1969年)
- サクソフォン四重奏のための3つの小品(1969年)
- メタプラズム II(1971年)
- メロス I(1972年)
- オーボエとハープのための「メタプラズム IV」(1973年)
- ピアノのためのパッサカリア(1974年)
- 2人のトランペット奏者のためのジャン-ドゥン(1975年)
- メロス II(1976年)
- オーボエのためのモノローグ(1977年)
- インテルメッツォ(1978年)
- 篠笛と十七絃のための「碧潭第一番」(1982年)
- こどものためのピアノ曲集「マザーグースによる25のうた」(1984年)
- アリオーソ(1985年)
- メロス III(1990年)
- 尺八、細棹三味線、箏のための「碧潭第四番」(1990年)
- 五段変容(1995年)
- デュオ II(1995年)
- デュオ I(1996年)
- 箏のための「碧潭第七番」(1996年)
- ブリッジ(1999年)
吹奏楽
- メタモルフォージス (1969年) 1969年第2回JBA作曲賞自由形式 作曲賞。
- プレリュード (1979年) 全日本吹奏楽コンクール1979年度課題曲。
- メタプラズム III (1971年)
- バラード・フォー・バンド (1983年)
- シンフォニックバンドのためのオード (1983年)
- マーチ オーパス・ワン (1984年) 全日本吹奏楽コンクール1984年度課題曲。
- シンフォニックバンドのための交響的3章 (1985年)
- セリオーソ (2008年) 全日本吹奏楽コンクール2008年度課題曲III
- ニュー・サウンズ・イン・ブラスシリーズの初期の時代に、数曲編曲を手掛けている。
オペラ
声楽
- アルトとピアノのための「誄歌」(1969年)
- 無伴奏混声合唱のための「月光・日光」(1981年)
- 八木重吉の詩による六つのうた(1992年)
脚注
出典
リンク