浦戸諸島浦戸諸島(うらとしょとう)は、宮城県の松島湾の湾口部にある島嶼群である。松島湾南部の七ヶ浜と松島湾東部の宮戸島の中間に位置し、桂島(かつらしま、北緯38度20分0.6秒 東経141度5分50.6秒)、野々島(ののしま、北緯38度20分15秒 東経141度6分41.2秒)、寒風沢島(さぶさわじま、北緯38度19分59.9秒 東経141度7分27.4秒)、朴島(ほうじま、北緯38度21分2.5秒 東経141度7分26.4秒)の有人島と、馬放島、大森島など多くの無人島からなる。 ほとんど島々は塩竈市に属するが、諸島西端の馬放島、地蔵島などは宮城郡七ヶ浜町に属する。松島浦の戸口にあることから、浦戸と呼ばれた[1]。 島々
→詳細は「桂島 (宮城県)」を参照
→詳細は「野々島 (宮城県)」を参照
→詳細は「寒風沢島」を参照
→詳細は「朴島」を参照
島々の生活
交通塩釜港と各島の間を、塩竈市営汽船が1日6、7往復、運航している。運行経路は、塩竈観光桟橋(マリンゲート塩釜)、桂島、野々島、石浜(桂島の東側)、寒風沢島、朴島である。運航船舶は「しおじ(64トン)」の鋼船1隻と、「うらと(19トン)」、「しおね(19トン)」のFRP船2隻である[3]。いずれも貨客船で旅客も貨物も扱っているが、船舶により積載量が異なることから、テレビ受像機、冷蔵庫、大型漁具等の大型荷物の輸送については、事前の問い合わせが必要である[4]。 塩竈市営汽船の他に、桂島 - 野々島間、野々島 - 寒風沢島間には無料の渡船がある。日中に船員が詰めており、旗や電話による合図を受けて利用できる。また、水上タクシー「あっしぃ~君」「八千代丸」があり、電話連絡の上、随時利用できる。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク |