浜松交響楽団公益財団法人浜松交響楽団(はままつこうきょうがくだん、Hamamatsu Symphony Orchestra)は、静岡県西部を中心に活動するアマチュア・オーケストラ。1976年、「楽器のまちから音楽のまちへ」との願いから(公社)浜松青年会議所によって設立。1978年には公益性の高い演奏活動により、アマチュア・オーケストラとして初の財団法人格が認可され、2014年4月に公益財団法人に移行。その充実した活動は広く市民に支持され、多くの後援会員・友の会会員を有し、「はまきょう」の愛称で親しまれている。 秋と春の年2回の定期演奏会、ファミリーコンサート、小学校や中学校でのオーケストラ教室など、地域に根ざした活動を続けている。 略歴創立1976年:「楽器のまちから音楽のまちへ」との願いから(社)浜松青年会議所によって設立。 1976年10月15日、常陸宮夫妻の臨席のもと、浜松市民会館(現はまホール)で日本青年会議所全国大会記念演奏会、翌16日に第1回定期演奏会を開催。 1978年1月、公益性の高い演奏活動により、アマチュアオーケストラとして初の財団法人格が認可される。 1979年1月、浜松市立中部中学校で第1回の浜響オーケストラ教室を開催。 10周年1987年、「浜響とモーツァルトのレクイエムを歌う会」が発展し「浜松合唱団」が発足。 20周年1995年、創立20周年記念事業での浜響OBオーケストラが発展し「楽友会オーケストラ」が発足。創立20周年記念事業の一環として、ウィーン・ザルツブルク演奏旅行を実施し、各地で好評を得た。 1997年、第25回全国アマチュアオーケストラフェスティバル浜松大会で、ホストオーケストラとして全国のアマオケの仲間を迎え交流を深める。 2001年、浜松市制90周年を記念し、オルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」を市民400人の大合唱とともに演奏した。 2005年、新「浜松市」誕生記念・ふるさとコンサートを開催し、浜松市ゆかりの演奏家や市内の300人の合唱団と共演。 30周年2006年、指揮者に小林研一郎氏を迎え、創立30周年記念演奏会を開催。 2007年、新「浜松市歌」の録音にオーケストラとして参加。演奏が市内に広く紹介された。 2010年、創立35周年記念「浜響展」を、木下惠介記念館にて開催。活動紹介の展示と毎週末のミニコンサートを実施。 2012年公益財団法人に移行。 40周年2016年、創立40周年記念第80回定期演奏会にスペシャルゲストとして石川さゆりさんと共演。2000人の観客の前で「天城越え」「津軽海峡・冬景色」などを演奏。 演奏会浜松市民オペラ1991年:第1回浜松市民オペラ「カルメン」 1993年:第2回浜松市民オペラ「椿姫」 1999年:第3回浜松市民オペラとして創作オペラ「三郎信康」(初演) 2001年:第4回浜松市民オペラ「三郎信康」(改訂・再演) 2004年:第5回浜松市民オペラ「魔笛」 2007年:第6回浜松市民オペラ「ラ・ボエーム」 2015年:第7回浜松市民オペラ歌劇「ブラック・ジャック」宮川彬良作曲・指揮(世界初演) 浜響ソリスト・オーディション
受賞歴1986年:静岡県文化奨励賞 1986年:浜松ユネスコ協会谷口賞[1] 2000年:サントリー地域文化賞[2] 2000年:静岡県知事賞 2000年:NHK静岡あけぼの賞 委嘱作品2006年:伊藤康英:「浜松市民のための三つのファンファーレ」 初演1999年:創作オペラ「三郎信康」 2015年:歌劇「ブラック・ジャック」宮川彬良作曲 脚注外部リンク |