洞雲院 (愛知県阿久比町)
洞雲院(とううんいん)は、愛知県知多郡阿久比町にある曹洞宗の寺院[1]。山号は龍渓山。知多四国霊場第15番札所、尾張三十三観音霊場第6番札所。徳川家康の生母である於大の方の菩提寺でもある。 由緒948年(天暦2年)、菅原道真の孫である菅原雅規が開基となり、洞雲院の前身となる久松寺[2]を創建したと伝わる。1494年(明應3年)、雅規の後裔である久松定益が曹洞宗の洞雲院として再建した。1547年(天文16年)、久松俊勝のもとに徳川家康の生母である於大の方が再嫁された。坂部城に在城の15年間に三男四女の計7人の子女が出生している。境内墓地には於大の方をはじめ、久松松平家の13基の墓がある。 毎年3月16日には、於大の方が女性の幸福招来を願って始まった観音懺法会(通称おせんぼ)が行われる[3]。 ギャラリー
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