法住寺 (報恩郡)
法住寺(ほうじゅうじ、ポプチュサ)は、忠清北道報恩郡にある仏教寺院である。韓国仏教の最大勢力である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の第5教区本寺である。1624年に建立された捌相殿は韓国唯一の木塔[1]で国宝(国宝第55号)に指定されている[2][3]。 歴史寺の創建は 553年(新羅真興王14年)とされている。天竺に渡った義信祖師が、553年に白い駱駝に経典を積んで帰国し、俗離山に仏法の道場を開いたという伝説があり、この曖昧な伝説が553年創建の根拠になっている。 李氏朝鮮太宗の時代の1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、88の寺院だけが廃寺を免れたが、存続を許された曹渓宗の24寺のリスト中に軍威法住寺という寺があり、これが現在の法住寺だと推定されている。世宗の時代の1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際、36の寺院だけが廃寺を免れたが、存続を許された教宗の12の寺のリスト中に忠淸道報恩俗離寺という寺があり、これも法住寺と推定されている。 仏教は成宗・燕山君・中宗の時代も壊滅的打撃を受けた。同寺はその後復興するも文禄・慶長の役の際に建物は焼失した。1624年(仁祖2年)、碧岩大師によって寺は再建された。 日本統治時代の1911年、寺刹令施行規則(7月8日付)によって、朝鮮三十本山に指定された(1924年以降は朝鮮三十一本山)。 文化財
ほか
脚注
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