河野徳良
河野 徳良(こうの とくよし、1964年)は、日本体育大学に所属する大学教員(准教授)であり、約30年間にわたり野球日本代表のヘッドトレーナーとして活躍。日本体育大学、日本鍼灸理療専門学校卒業。インディアナ州立大学大学院修了。 概要
来歴・人物日本体育大学准教授として大学、大学院にてアスレティックトレーナー養成教育に携わる一方、1988年世界選手権以降、野球日本代表チームのヘッドトレーナーとして30年以上携わり、シドニーオリンピック、釜山アジア大会、アテネオリンピック、北京オリンピック、東京オリンピック、第1回、第2回、第3回、第4回、第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、2015プレミア12,2019プレミア12に帯同した。第1回、第2回、第5回WBC、2019プレミア12、東京オリンピックと野球における主要3大会すべてで世界一となった野球日本代表チームのトレーナーであり、代表トレーナーとしてのスペシャリストである。また、バドミントン協会のトレーナー部会長も兼任し、「コンディショニング」、「スポーツ外傷・障害の予防」などアスレティックトレーナーに関する講演・講義を学会をはじめさまざまなところで行っている。プロ野球選手が学生野球に指導者として復帰する際に受講しなければならない学生野球指導者資格回復講習会において第1回から講師として活動している。2006年、2009年にはWBC野球日本代表チームメンバーとして紫綬褒章をうける。またトレーナーに関する複数の免許・資格を取得している。日本プロ野球トレーナー協会、日本臨床スポーツ医学会、体力医学会、日本アスレティックトレーニング学会など数々の学会、研究会にて発表やシンポジストとなっている。月刊トレーニングジャーナル(2007/01/15発売号)の記事「世界と闘うコーチング」や、臨床スポーツ医学 (2007/6/1発行)「アスレティックトレーナーの立場から」、全国子ども会連合会から出版をしている。 2023年のWBCでも、ヘッドトレーナーとしてチームに帯同しサポートを行った。その後、Number Web記事にて広島カープの栗林選手の離脱原因として施術が原因であるかのように記載されていた。しかし、離脱後、検査にて腰椎椎間板症が認められたため、慢性疾患であると判明した[2]。なお、スポーツナビ(Yahooニュース)にも掲載されている[3]。 2022年から、台湾新規参入プロ野球チームのTSG Hawksの球団国際特別顧問となっている。 2024年12月に京都府警察学校において一日警察学校長を務めた。 免許・資格
著書上肢のスポーツ障害リハビリテーション実践マニュアル 全日本病院出版会 2003年 脚注出典
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