河辺の森駅(かわべのもりえき)は、滋賀県東近江市建部下野町にある近江鉄道本線(湖東近江路線)の駅である。駅番号はOR14。
歴史
2002年(平成14年)春に完成した「河辺いきものの森」の最寄り駅として八日市市が請願した駅である[2]。駅前整備を含めた事業費は約7000万円で[3]、費用のほとんどを八日市市が負担して建設された[2]。キャッチフレーズは「エコステーション」で、太陽光発電による照明の電力供給や、リサイクル素材を活用した駅前整備など、環境教育拠点である河辺いきものの森の理念に沿った駅づくりが進められた[3]。
年表
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅であり、無人駅となっている(車イス用スロープあり)。棒線駅であるが、八日市寄りには信号機が両方向に設置されている。
平屋の駅舎内には待合室とバリアフリー対応トイレ(男女別)が設けられ、屋根には太陽光発電装置が取り付けられている。
利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(東近江市統計書より)
年度
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一日平均 乗車人員
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2005年
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7
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2006年
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14
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2007年
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13
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2008年
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11
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2009年
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6
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2010年
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12
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2011年
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13
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2012年
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8
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2013年
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9
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2014年
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10
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2015年
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12
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2016年
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13
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駅周辺
周辺は田園風景が広がる。駅前にはビオトープが造られている。
隣の駅
- 近江鉄道
- ■本線(湖東近江路線)
- 五箇荘駅(OR13) - 河辺の森駅(OR14) - 八日市駅(OR15)
脚注
記事本文
出典
- ^ a b “河辺の森駅 あす開業 八日市・近江鉄道”. 京都新聞(京都新聞社). (2004年3月12日)
- ^ a b c d 加藤弘二“2002年湖国 近江鉄道・八日市-五箇荘間 『理想』と『採算』 新駅の行方は 八日市市『森にふさわしい玄関口』 会社側『需要見込めぬ』 二の足”、中日新聞、2002年6月9日朝刊、30面〔滋賀版〕
- ^ a b c 加藤弘二“近江鉄道・八日市-五箇荘間 今月から着工 リサイクル素材 太陽光発電利用 環境に優しく 来年3月開駅目指す”、中日新聞、2003年12月6日朝刊、26面〔滋賀版〕
- ^ “河辺いきものの森”. 東近江市. 2022年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “河辺いきものの森 ご案内”. 河辺いきものの森. 2023年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “箕作山正福寺”. 八百万の神. INFO UNITE. 2022年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月21日閲覧。
- ^ “箕山小松寺”. 八百万の神. INFO UNITE. 2022年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “山王神社”. 八百万の神. INFO UNITE. 2022年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “牛王神社”. 八百万の神. INFO UNITE. 2021年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “苗村神社 二之宮”. 八百万の神. INFO UNITE. 2021年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
関連項目
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外部リンク