武藤伸明
武藤 伸明(むとう のぶあき、1967年7月 - )は、日本の計算機科学者(離散幾何学・計算幾何学)。学位は博士(工学)(横浜国立大学・1995年)。静岡県立大学経営情報学部学部長(第13代)・大学院経営情報イノベーション研究科教授。 静岡県立大学経営情報学部助教授、静岡県立大学経営情報学部准教授、静岡県公立大学教職員組合委員長(第12代)などを歴任した。 来歴生い立ち1967年生まれ[1]。横浜国立大学に進学し、工学部の電子情報工学科に在籍した[2]。1990年、横浜国立大学を卒業すると、そのまま同大学の大学院に進学した[2]。1995年、横浜国立大学の大学院にて、工学研究科の博士後期課程を修了した[2][3]。その際、博士(工学)の学位を取得した[2][4]。学位論文の題は「素性構造文法による日本語処理に関する研究」[5]であった。 研究者として大学院修了後の1995年、静岡県立大学に採用され、経営情報学部の助手として着任する[6]。1999年には、静岡県立大学の経営情報学部にて、講師に昇任している[6]。2005年には、同じく静岡県立大学の経営情報学部にて、助教授に昇任した[6]。また、2007年には、「学校教育法の一部を改正する法律」の施行にともない、静岡県立大学の経営情報学部にて准教授に就任した[6]。経営情報学部においては、主として経営情報学科の講義を担当した[2][1]。また、静岡県立大学の大学院においては、2011年に経営情報イノベーション研究科が新設されると、経営情報イノベーション専攻を担当する准教授を兼務することとなった[1]。なお、経営情報イノベーション研究科の前身となった経営情報学研究科は、在籍中の院生が修了する2012年3月までは並存するため、それまでの間は、経営情報学研究科においても経営情報学専攻の准教授を兼務した。2016年4月、静岡県立大学の経営情報学部にて教授に昇任した。また、静岡県立大学の大学院においても、経営情報イノベーション研究科の教授を兼務することとなった。2021年4月、竹下誠二郎の後任として、静岡県立大学の経営情報学部にて学部長に就任した。 研究専門は工学であり、中でも情報工学を中心に研究している。具体的には、離散幾何学や計算幾何学といった分野を研究している[7]。一例として、平面上におけるタイリングパターンについて、それを生成の手法について研究を重ねている[8]。また、それ以外にも、大量のデータに基づく統計量の抽出や、さらにそれを可視化する手法についても、研究を行っている[8]。なお、学会活動としては、電子情報通信学会に所属している[9]。 略歴
著作共著
寄稿
脚注
関連項目外部リンク
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